中谷「上の階級で」＝ＷＢＯフライ級王座防衛から一夜明け

　世界ボクシング機構（ＷＢＯ）フライ級王者の中谷潤人（Ｍ・Ｔ）が２度目の王座防衛から一夜明けた１０日、相模原市内のジムで記者会見し、「できれば上の階級でやっていきたい」と今後の方針を示した。９日の試合では、山内涼太（角海老宝石）を８回ＴＫＯで退けた。 　軽量級では長身の１７１センチ。「スーパーフェザー級くらいまでは身長的にはいける」と言い、５階級上までを視野に入れる。米専門誌などが独自に作成する階級を度外視した世界ランキング「パウンド・フォー・パウンド（ＰＦＰ）」入りも目標。１階級上のスーパーフライ級には名選手がそろい、挑戦したい相手にＰＦＰにも名を連ねるフアン・フランシスコ・エストラーダ（メキシコ）を挙げた。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕ＷＢＯフライ級王座の２度目の防衛から一夜明け、記者会見に臨む中谷潤人＝１０日、相模原市