山下会長らが成績報告＝北京五輪・パラ

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の山下泰裕会長が１８日、北京五輪・パラリンピックの成績報告のため、末松信介文部科学相、室伏広治スポーツ庁長官を訪問した。日本選手団は北京五輪で金３個を含むメダル１８個、パラリンピックで金４個を含むメダル７個を獲得。山下会長は「これからも国民の皆さんへ勇気、希望をお届けできるよう頑張りたい」と述べた。 　会談には、五輪スノーボード男子ハーフパイプ金メダルの平野歩夢（ＴＯＫＩＯインカラミ）、カーリング女子で銀を獲得したロコ・ソラーレの藤沢五月、石崎琴美らが同席。末松文科相は「新型コロナウイルスの影響で大きな制約がある中で努力し、その苦労を力に変えて大きな結果を出していただいた」と話し、室伏長官は「多くの方、特に子供たちに大きな夢を与えてくれた」と選手の活躍をたたえた。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕北京五輪・パラリンピックの帰国報告会で、記念撮影に納まるスノーボード男子の平野歩夢（前列左から２人目）、パラアルペンスキー女子の村岡桃佳（同４人目）、末松信介文部科学相（同３人目）ら＝１８日午後、東京・霞が関の中央合同庁舎７号館