桐敷、先発へ近づく好投＝プロ野球・阪神

　阪神はドラフト３位新人の桐敷（新潟医療福祉大）が力を示した。左腕から直球やスライダーなどをコースに決め、４回を内野安打１本に抑えた。１４０キロ台前半のボールで何度も空振りやファウルを取るなど、球に切れもあった。「真っすぐは右打者と左打者両方の内角に投げられたのがよかった」と納得した。 　福原投手コーチは「リズム良く投げてくれた。（次は）長い回というか、球数をしっかり投げさせたい」。キャンプでは先発と中継ぎの両にらみで調整していたが、好投で先発に一歩近づいた。（了）【時事通信社】