マッケンジー、攻守に存在感＝ラグビーリーグワン

　東京ＳＧは前節の今季初黒星を引きずることなく攻め続けた。存在感が際立ったのはニュージーランド代表のＦＢマッケンジー。先制された直後の前半１４分、自陣に転がったボールを拾うと左へ展開し、ＣＴＢケレビの同点トライを演出した。１７分には快足を飛ばして突破し、相手を引き付けて仲間へ絶妙なパス。最後は自らボールをもらってインゴールに飛び込んだ。 　計３トライを決め、ゴールキックも８本全て成功。リードを大きく広げた終盤も集中力は切れず、力強いタックルで相手の攻撃を防いだ。攻守に光った名手は「いいパフォーマンスだった」と胸を張った。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、抜け出す東京ＳＧのマッケンジー（手前）。このままトライを決めた＝４日、東京・秩父宮ラグビー場