１８歳佐藤、堂々のデビュー＝１番バーディーで勢い―ダイキン女子ゴルフ

　昨秋のプロテストに合格したばかりの１８歳が、上々のデビューを果たした。初日に１打差の２位。「まずは予選通過を目指して、通過できたら上位を目指したい」。控えめな口調ながらも、確かな実力を印象付けた。 　スタートで勢いに乗った。シーズン開幕戦の全体で最初の組。１番のティーショットは、さすがに「ふわふわした感じで地に足が着いていなかった」。それでも、このホールで６メートルのバーディーパットを沈めて「うまく波に乗れた」。５番と８番でバーディーを奪って前半はノーボギー。後半もスコアを伸ばした。 　高校生（茨城・明秀日立高）のアマチュアとして出場した昨年１０月のスタンレー・レディースでは、優勝した渋野日向子らとプレーオフを争った。「（その時の）経験が生きたと思う」。プロの初舞台でも、堂々としたプレーぶりだった。 　今季は渋野や古江彩佳が米ツアーに主戦場を移した中でも、早速フレッシュな新星が登場。「自分のプレーができれば、優勝争いもできる」。確かな自信をにじませた。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕１５番、ティーショットを放つ佐藤心結＝３日、沖縄・琉球ＧＣ