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避けられなかった開幕延期=交渉「延長戦」も決裂―米大リーグ


 ぎりぎりまでオーナー側と選手会の協議は続いたが、合意には至らなかった。米大リーグのマンフレッド・コミッショナーは1日の労使協定改定交渉後、31日に予定されていた開幕を延期し、最初の2カードを中止すると発表した。  大リーグ機構は選手のけがのリスクなどを考慮すると、開幕までに4週間のキャンプ期間が必要とし、交渉期限を2月28日に設定。同日は日付が変わった午前2時すぎまで16時間以上も話し合い、一部で進展はあったが、期限を1日延ばしても開幕延期は避けられなかった。  特に両者の隔たりが大きいのが金銭面。年俸総額に応じて生じる課徴金(ぜいたく税)規定額、若手の待遇、最低年俸などで金額に開きがあったとみられる。  昨年12月にオーナー側が施設を封鎖するロックアウトに突入。その後も交渉は難航し、2月21日からはフロリダ州ジュピターで9日連続で協議した。選手会からはシャーザー(メッツ)ら選手も参加し、マンフレッド氏が加わる日も。合意へ向けて集中的に議論したが、物別れに終わった。  選手からは不満も出ている。メジャーを代表するスター選手、ハーパー(フィリーズ)は自身のインスタグラムにプロ野球巨人のユニホーム姿で試合に出場しているような自身の加工画像を投稿した。  ロックアウトの間、移籍市場は凍結。広島からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す鈴木誠也の新天地も決まっていない。誰もが望まない状況の打開へ、早期の交渉再開、合意が期待される。(ロサンゼルス時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕米大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナー(中央)=2019年7月、オハイオ州クリーブランド(EPA時事)
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