ＲＯＣ「選手の権利、守り続ける」〔五輪・フィギュア〕

　北京五輪に参加しているフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ（ロシア・オリンピック委員会＝ＲＯＣ）のドーピング違反問題で、１５日からの個人種目出場が可能となったことを受け、ＲＯＣは１４日、「ロシアのアスリートの権利と利益を一貫して守り続ける」との声明を出した。 　ワリエワは８日に暫定資格停止処分を科され、翌９日に処分が解除。この決定を不服とした国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）などの訴えをスポーツ仲裁裁判所は棄却した。ＲＯＣは「ドーピング検査で陽性となった全ての状況を確認するために、完全で客観的な調査を行うことが極めて重要だと考える」とした。（時事）【時事通信社】