燃える外崎、アクセル全開＝助言受けて打撃改善―プロ野球・西武

　出遅れを取り戻そうと、西武の外崎がアクセル全開だ。新型コロナウイルス陽性となった影響で、キャンプには第３クールに合流。初日の１１日にいきなり早出の守備練習と室内での打ち込みを行い、翌日以降も人一倍練習に励む。 　昨季は開幕直後に死球を受けて左足を骨折。７月に復帰後は打撃不振にあえぎ、打率２割２分に沈んだ。今季に懸ける思いも強いだけに、「限られている時間でペースを合わせたい。内容にも結果にもこだわっていきたい」と燃えている。 　打撃改善へ、打てる手は尽くす。１３日には通算２０２３安打の栗山に１０分ほど話を聞いた。「トップに入った時の形はこれでいいのかと疑問があったので、栗山さんはどういう意識を持ってやっているのか聞いた」。バットを垂直に立てる米大リーグ、ブレーブスのアクーニャを例に挙げられながら、助言をもらった。 　二塁の定位置は確約されておらず、「開幕に向けてアピールをどんどん続けたい」。まずは第４クールに行われる紅白戦で、しっかりと存在感を示す。（日南） 【時事通信社】 〔写真説明〕全体練習後に特守に励む西武の外崎＝１４日、宮崎県日南市 〔写真説明〕栗山（左）から打撃の助言をもらう西武の外崎＝１３日、宮崎県日南市