starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

高め合って五輪の舞台=冨田姉妹〔五輪・スノーボード〕


 スノーボード女子ハーフパイプで銅メダルを獲得した冨田せな選手(22)=アルビレックス新潟=と5位入賞のるき選手(20)=JWSC=の姉妹は、幼い頃から一緒に滑って成長してきた。  スキー場が多い新潟県妙高市の出身。両親の影響でスノーボードを始めたのは二人とも3歳の時。すぐにのめり込んだ。小学生になると冬休みの間は、仕事前の両親にスキー場まで送り届けてもらい、1日中、滑る日々だったという。  2人とも負けず嫌い。子供の頃はけんかも多く、大会に出るようになってからは、るき選手は姉を追い越そうと必死になった。せな選手が初めて妹に負けたのは小学校高学年の時。「へこみようがすごかった。見たことがないくらい」と母の美里さんは笑いながら振り返る。  そんな姉妹の関係も、互いに競技者として経験を重ねながら変わっていった。美里さんは「今は自分が負けてもお互いにおめでとうと言い合える関係」。るき選手は「姉とか関係なく、見ていて滑りがかっこいい」とせな選手への憧れを口にする。  そろっての五輪出場は二人の目標だった。るき選手は代表争いで後れを取っていたが、1月に米国で行われたワールドカップ(W杯)で初優勝を果たし、姉との夢がかなった。美里さんは「悔いなく笑顔で終わってほしい」と五輪前に願いを込めたが、現実のものとなった。  姉がメダルを獲得すると、るき選手は涙を流して喜んだ。せな選手は「るきが泣いているのもうれしかった。一緒に成長していければいい」。これからも互いに高め合いながら、さらに上を目指していく。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕スノーボード女子ハーフパイプ決勝を終えた冨田せな(右)、るき姉妹=10日、張家口
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.