北京五輪、４日開会式＝聖火リレーがスタート〔五輪〕

　【北京時事】北京冬季五輪は４日午後８時（日本時間同９時）から、中国の首都北京市にある国家体育場（愛称・鳥の巣）で開会式が行われ、雪と氷のスポーツの祭典が始まる。２０日までの１７日間、７競技、史上最多の１０９種目でメダル争いが繰り広げられる。 　北京では２００８年に夏季五輪が開催されており、夏冬両方の五輪を開催する初めての都市となる。日本勢は海外開催の冬季五輪では史上最多となる選手１２４人が参加する。 　既に各国・地域から参加する選手の約７０％が入国し、外部と完全に遮断された「バブル」内で大会に向けて調整している。大会組織委員会は、開催のためのすべての準備が整ったとの認識を示した。新型コロナウイルス対策の責任者が２日に記者会見し、「東京大会と同様、今回も（バブル外の）一般人には感染しないとみている」と強調した。 　同日は政府高官が出席し、聖火リレーの出発式が北京市内で行われた。聖火は４日までの３日間、競技会場がある北京市や郊外の延慶区、河北省張家口市を回る。夜にはカーリング混合ダブルスが行われ、競技がスタート。日本勢は３日のフリースタイルスキー・男女モーグル予選、アイスホッケー女子１次リーグに登場する。４日午前にはフィギュアスケート団体が始まる。　（了）【時事通信社】