小林陵、高梨ら入村〔五輪・スキージャンプ〕

　【北京時事】北京五輪のノルディックスキー・ジャンプでメダル獲得が期待される小林陵侑（土屋ホーム）、高梨沙羅（クラレ）ら男女の日本代表が１日、張家口の選手村に入った。北京の空港での厳しい新型コロナウイルス検査の後にバスで移動。高梨は「大変さは感じた。それだけ安全に五輪の開催をしてくれているという思い」と、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）を通じてコメントした。 　欧州で五輪会場のジャンプ台に似た台を使い、たくさん練習を積んだという高梨。「体調も特に問題なく、まずは３日の公式練習に合わせていく。（気温、風などの）気象条件を確認し、それに合わせた準備をして本番に備えたい」と語った。 　ジャンプは５日に始まり、同日は女子決勝と男子個人ノーマルヒル予選が行われる。（了）【時事通信社】