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競技力向上に意欲=野々村氏、拡大再推進なるか―Jリーグ


 元Jリーガーとして初めてチェアマンとなる野々村氏は「サッカーは作品だ。多くの人に伝える作品をどうつくるかがポイント」と独特な表現をした。期待されるのは選手経験を生かした競技レベルの向上。新型コロナウイルスなどの問題に取り組みつつ、欧州5大リーグに匹敵する質を目指す。  初めてサッカー界の外部からチェアマンになった村井氏は深刻な財政難に直面したリーグを再建。DAZNと結んだ10年総額2100億円の放映権契約を原資に、イニエスタら世界的な名手の来日も実現させた。一方で最後の2年はコロナ対応に追われ、拡大路線をいったん見合わせた。史上最年少の49歳で就任する野々村氏が再び推進できるかが注目される。  クラブ経営は厳しさを増す。競技力こそが課題解決の核と感じ、大役を引き受けた。札幌でタイ代表のチャナティップらを獲得した経験から東南アジアの選手受け入れに力を入れる方針を示し、「まずはアジアで圧倒的な存在になるのが絶対条件」と展望を描く。  Jリーグは経営面だけでなく、日程面にも課題を抱える。代表活動や国際大会の兼ね合いでJリーグのシーズン移行や大会方式の変更などに着手しなければ、競技日程が破綻する可能性もある。選手、経営者として成果を挙げてきた野々村氏は「日本に何が一番大事かのスタートラインに立つ」と解決へ意気込んだ。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕札幌でプレーする現役時代の野々村芳和氏(右)。左は磐田の高原直泰=2001年5月19日、静岡県磐田市
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