Bリーグプレミア(Bプレミア)西地区の信州ブレイブウォリアーズは10月30日と11月1日の両日、ホームのホワイトリング(長野市)で同地区の京都ハンナリーズと対戦した。10月26日の神戸ストークス戦で連敗を7で止めた信州は勢いそのままに、西地区5位の京都にも第1戦で80-72、第2戦で67-65と勝利し、連勝を3に伸ばした。
重要な1戦目でチームをけん引したのは小栗瑛哉だった。小栗は22分21秒の出場で、4本の3ポイントシュートを含む14得点を記録。そのうち、11得点を53-53の同点で迎えた第4クォーターで決め、チームの勝利に大きく貢献した。試合途中に5ファウルでコートを去ったものの、その選手が出場していた時間帯のチーム全体の得失点差を示す「+/-(プラス・マイナス)」ではチームで2番目に高い「+19」を記録。退場時にはブースターからも惜しみない拍手が送られた。
昨季は44試合中39試合で先発出場を果たし、平均出場時間は20分38秒を記録していた小栗。しかし今季は開幕からスタメンを外れ、6試合が経過するまでは、1試合の出場時間は10分程度で、得点にも絡めない状況が続いていた。それでも、その後は徐々にプレータイムを増やし、10月19日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦で先発に復帰。京都との第1戦ではシーズンハイの得点を記録するなど、起用に応えてみせた。
大活躍で勝利に貢献した30日の京都戦後の小栗のコメントを紹介する。

小栗瑛哉の30日の京都戦のコメント
――試合の総括
勝ちが本当に欲しかったので、まず勝てたことは良かったです。ですが、試合を通して自分たちがやりたいバスケットができたかと聞かれたら、できていなかったと思います。喜ぶことも大事ですが、まだまだ細かいミスがあったり、リバウンドを取られてしまったりしたので、そこは反省しています。また次のゲームが来るので、反省しながら前に進んでいきたいなと思います。
――スタッツ上でも大活躍だったが、自己評価は
シュートはコーチ陣がずっと「自信を持って打っていい」と言ってくれていました。自分の中でも、今日はよりアグレッシブに打ち続けることができました。仲間がすごく良いパスを出してくれていたので、僕は打ち切るだけでした。パスを出してくれたみんなに、感謝の気持ちでいっぱいです。

――途中、星野京介とのダブルガードの時間帯もあった
元々のプランというよりは、ゲームの中で発生したことでした。京介さんはディフェンスをアグレッシブにできる選手です。ボールプッシュもできるので、一緒に出ていた時間帯はすごく助かりました。僕たちの新しいラインアップを体現できたと思います。
――岸本隆一とのマッチアップする場面もあった
完敗でしたね。チームは勝ちましたけど、個人的には守りきれませんでした。好き放題やられてしまったというイメージが強いので、映像を見直しながら彼の得意な動きや、狙いを勉強して次はやられないようにしたいです。
――Bプレミアでの経験値は大きいか
1試合ごとに学びながら成長できていると思います。周りに力強くて助けてくれるチームメイトやコーチ陣がいるので、日々個人としても成長しながら、毎試合成長を求めながらやっています。それが今回は結果として現れたことは、自分の自信にもなりました。でもまだまだ満足せず、これがスタンダードになるようにしていきたいと思います。
(芋川史貴)
