Bリーグ1部(B1)は4月25日と26日の両日、各地でレギュラーシーズンの第35節が行われ、東地区のアルバルク東京はホームのトヨタアリーナ東京で西地区の滋賀レイクスと対戦した。
第1戦では堅いディフェンスとバランスの良いオフェンスを武器に、101−74で快勝した。
翌第2戦の第1クォーターでは、安藤周人とテーブス海が8−0ランを作り、序盤から滋賀を引き離す。リードを保ち、68−60で迎えた第4Q、小酒部泰暉やザック・バランスキーがファウルアウトとなったものの、ブランドン・デイヴィスや福澤晃平らベンチメンバーが得点を重ね、最終的に87−77で勝利。今季レギュラーシーズン最後となったホーム戦で、連勝を「5」に伸ばすとともにチャンピオンシップ(CS)進出を決めた。
A東京は第2戦では、デイヴィスが15得点、サイズとマーカス・フォスターがそれぞれ13得点を挙げ、ライアン・ロシターは5得点9リバウンド14アシストを記録。58試合を終え、40勝18敗で東地区4位につけているA東京は、5月2日と3日行われるレギュラーシーズン(RS)最後の2連戦をアウェーで同地区のレバンガ北海道と戦う。第2戦後の記者会見ではデイニアス・アドマイティスHCとテーブスが記者の質問に答えた。

デイニアス・アドマイティスHCの滋賀戦後のコメント
ーー滋賀戦・第2戦の総括
今日(第2戦)の試合は2つ良いことがありました。しっかりと勝ちきったこと、そして、ローテーションもよく、選手全員がきっちりと仕事をこなしてくれたことが良かったと感じています。
ーーCS進出を決めたことをどう受け止めているか
率直に、CSに進出することは自分たちチームにとってシーズンを通しての目標の一つでもあったので、それが昨日(第1戦)達成できたことは非常に良かったと思います。そして今一番大事なことは、集中力、フォーカスレベル(を上げること)、そして堅実に、スリットにプレーして堅い潔癖なプレーをすることだと思います。そこにはやはりフィジカル面もそうですがメンタル部分も非常に大きな分野だと思います。まだレギュラーシーズンは2試合、北海道戦が残っていますので、この2つをしっかりと勝ちきってから良い状態でCSに入りたいと思っています。

ーーけが人も多く厳しかったと思うが、今シーズンチームとして成長した部分は。また、強化したい部分はどこか
本当に苦しい、厳しいシーズンだと感じています。けが人が最初の開幕戦から1年間を通して苦しかったです。HCとしては自分の判断もありましたが、選手が自分たちのこと、チームのことを信じ続けたこと、これが一つ成長の機会だったなと感じています。連敗もありましたが、その中でやはり結果も出てきたと感じています。天皇杯の優勝、EASLのファイナル4まで駒を進めたこと、そしてCSに進出したこと。残り2週間、レギュラーシーズン二つとCSに向けてベストな状況、選手たちのコンディションレベル、チーム全体のフォーカスレベル、ここをしっかりと意識してから最後のトロフィーを勝ちとりに行きたいです。
ーーレギュラーシーズン最終節の北海道戦では、どういった意識で挑みたいか
全力で戦うエフォート(努力、取り組み)のところ、そしてやはりメンタルのところ。この2つです。気を抜かずに40分間たもってプレーしてもらいたいです。
テーブス海の滋賀戦後のコメント
ーー滋賀戦・第2戦の総括
今日は昨日と同じような感じで良いスタートをきって、ディフェンスリバウンドからのトランジションのポイントだったり、クリーナー選手やオーガスト選手にタフショットを打たせるシチュエーションもたくさんあったので、非常に良い勝利だったのかなと思います。チャンピオンシップに向けて少しずつチームのアイデンティティーというか、そういうところを取り戻している感じもするので、個人的にはとても良い試合だったと思います。
ーーCS進出が決まっての率直な気持ちは
普段だと、アルバルクがワイルドカード、全体の8位でチャンピオンシップに行くというのは決してベストケースではないですけど、これだけけが人も多くていろいろなタフな状況を乗り越えてのチャンピオンシップ出場なので、本当に素晴らしいと思います。またシンプルに、チャンピオンシップでバスケットができるというのはすごく嬉しいです。

ーー第1戦、2戦ともにアシスト数は30を超え、ボールの回り方も良かったように思うが、この部分はどう見ているか
オフェンスが上手な選手がそろっている中で、みんなチームのために、仲間のためにと今月(4月)の試合でしようとはしていたが、その中で一人一人積極性を見失ったりとか、なかなかかみ合わない時間帯もありました。でもやっとみんなが、チームのためにプレーするけど、ボールが回ってきたらしっかり打ちきるという意識のところは、本当にこの数字に表れていると思います。
アルバルクはチームバスケですし、ボールがよく回っているときが一番良いと思う。結局(ボールが)回ってきた時は迷わず打ちきることが大事だと思うので、それも続けていきたいです。
ーー今シーズンけが人も多くご自身もけがで休んでいた時期もあったと思うが、今シーズンを通してチーム、個人として成長を感じる部分は
チームとしては、いろいろな選手が出たり入ったりする中で、どんな形でも勝ちにいく姿勢というのは間違いなく強いと思いますし、(ベンチの)人数関係なくコートに出ているメンバーで試合を決めるという意識も強いと思います。ただ個人的には、三回もけがして戻って、けがして戻ってなので、なかなか…成長というよりは毎回毎回標準まで戻すというところに時間がかかる。今やっと本来のコンディションに戻ったんですが、今シーズンはなかなか次のステップにいけなかったというか…(複数回)けがしてしまったので、それはやっぱり悔しいです。
ーーCSのためにもまずレギュラーシーズンをしっかり締めくくることが大事と思うが、北海道戦はどう挑みたいか
2試合とも勝つのは当然なんですが、やっぱりチャンピオンシップと同じようなインテンシティーでやるのが大事かなと思います。レギュラーシーズン、チャンピオンシップが決まったからといって(力を)抜くのではなくて、今からそういうインテンシティーの高さをスタンダードとして維持したい。特にディフェンスのところはチャンピオンシップらしい戦い方をしたいなと思います。
