Bリーグ1部(B1)は4月18日、19日の両日、各地でレギュラーシーズン第33節を開催。西地区の島根スサノオマジックはアウェーの広島サンプラザホールで同地区の広島ドラゴンフライズと対戦し、第1戦、第2戦ともに勝利を収めた。
第1戦は強度の高い粘り強いディフェンスからリズムをつくり、43-42とリードして前半を折り返す。しかし後半は広島の猛追を許して、第4クォーター終盤に同点に追いつかれる。ダブルオーバータイムに突入する激戦となったものの、最後は粘る広島を振り切り、新井翔太が決勝点となる3ポイントシュートを沈め、104-102で勝利した。
第2戦は序盤から広島の粘り強いディフェンスとオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスポイントに苦しむ展開となったものの、島根は中村太地の得点でリズムを取り戻し、その後は一進一退の展開で試合が進む。第4Qも終盤までリードチェンジを繰り返す展開が続いたものの、71-72と1点ビハインドで迎えた残り6秒、ニック・ケイがフェイダウェイショットを沈め、勝ち越しに成功。73-72で熱戦を制し、中国ダービーを2連勝で終えた。
島根は第2戦ではケイが21得点とチームをけん引。コティ・クラークが16得点、新井が12得点と続いた。試合後の記者会見では、ペータル・ボジッチHCと新井が記者の質問に答えた。

ペータル・ボジッチHCの広島戦後コメント
――広島戦の総括
2日連続で似たようなシナリオで、心臓に悪いような試合展開でしたが、そういった試合を勝利することができて、私もですが、選手たちのために、選手たちのことを思って喜ばしく思っています。
――新井翔太への評価について
新井選手は非常に良い人間性を持っていて、良い才能の持ち主だと思っていますので、今後の活躍を期待しています。

――残り試合が5試合となったが、けが人も多い中でどういうバスケットボールを表現していきたいか
この広島戦を含めて、京都戦、それと東京戦と似たようなバスケを展開していきたいと思っています。具体的に言うと、すごく高い強度のバスケを追求することで、京都戦でも接戦だったのですが、広島戦同様、こういった接戦をものにできるような試合を展開していきたいです。高い強度でバスケをするためには、かなり身体的に疲弊する部分、消耗する部分があるかと思いますが、それを我慢しながら残りの5試合を戦っていきたいと思っています。
新井翔太の広島戦後コメント
――広島戦の総括
今日(第2戦)は昨日(第1戦)とは違って、前半は少し追う展開になっていたのですが、しっかり前半を同点で終えることができたので、なんとか切り替えて後半に臨むことができました。後半は昨日と同じで点の取り合いになりましたが、チーム全員が気持ちを切らさずに戦った結果が勝ちにつながったかなと思います。

――序盤は広島の激しいディフェンスでハンドリングに苦労していたが、どう打開しようと考えていたか
最初はうまく打開できなかったのですが、自分の持ち味であるペイントアタックを増やすと相手のファウルも増えていったので、そこをチャンスに変えて、最初打開できなかったのを糧にしながら、なんとかペイントアタックでチームの勝利に貢献できたと思います。
――自身のプレースタイルが河村勇輝に似ているとの声があるが、プレーで参考にしている選手は
河村さんにプレーが似ていると言われているのは嬉しいことなのですが、自分が参考にさせてもらっているのは並里成選手です。小さい頃から見ていた方なので、点を取るというところもそうですし、ゲームコントロール力というのも参考にさせてもらっています。
――残り試合が5試合とシーズンも残り少なくなってきた中で、これから自分のプレーも含めてどう表現していきたいか
あと5試合ということで、自分は途中加入ということもあって、まだチームに馴染みきれていない部分はあると思うのですが、ルーキーらしく残りの5試合は、ハッスルする場面であったり、試合に出られなくても、ベンチでチームの勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います。
(中国支局)
