【バドオンドAFP=時事】グアテマラでは17日、徒歩で米国を目指すホンジュラスの移民集団(キャラバン)数千人に対して警察が催涙ガスを使用し、バリケードを突破しようとする移民らを兵士らが押し返した。現場のAFP記者が目撃した。(写真はグアテマラ・バドオンドで、同国の治安部隊と衝突するホンジュラスの移民ら)
 ホンジュラス国境に近いグアテマラ南東部の町バドオンドでは、治安部隊が路上でキャラバンを包囲。
 催涙ガスや発煙筒の爆発音が耳をつんざくように響き渡る中、多くの移民たちは後退。次の機会をうかがって付近で待機する人や、近くの山に逃げた人もいた。
 匿名で取材に応じた地元の保健当局によると、複数の移民が負傷したという。
 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するという名目で、治安部隊は誰も通過させるなと厳しく命令されている。
 先週ホンジュラスを出発した移民らは、貧困や失業、ギャングや麻薬組織による暴力の他、昨年11月に上陸したハリケーンなどの被害から逃れるため、グアテマラとメキシコを通って米国を目指し、数千キロに及ぶ困難な旅に出ている。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/01/18-13:37)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「グアテマラ、移民集団に催涙ガス コロナ理由に取り締まり