【リノAFP=時事】新型コロナウイルス感染者の急増に備え、米ネバダ州リノにある病院「リナウン地域医療センター」は隣接する立体駐車場の2フロアを改造して、比較的軽症の患者を受け入れる病棟にした。これにより、病院本館の集中治療室を重症者向けに確保すると同時に、一般患者と病院職員は検査室や薬局から飲食サービスまで、主な病院設備を安全に利用できるようになった。(写真はリナウン地域医療センターが立体駐車場内に設置した、新型コロナウイルス軽症患者専用の代替病棟)
 屋内型立体駐車場が代替病棟に改造されたのは、4月のことだ。専門業者が呼ばれ、10日間で新しい床を敷き、病院として利用するのに欠かせない電気配線や水道、換気設備を取り付けた。そして11月、米西部が新たな流行の中心地となり、ネバダ州でも感染者数が急増する中で、ついに1400床超の代替病棟の運用が始まった。
 ベッドは1床ずつ仕切りで区切られている。運用開始に先立ち、医師の1人がまだ準備中の新しいベッドが並ぶ病棟内の様子を写したセルフィ―(自撮り写真)を撮影して、ツイッターに投稿した。これが、思わぬ騒動に発展してしまった。
 陰謀論者が、この写真を「偽病院」だと主張したのだ。さらに、その主張をドナルド・トランプ米大統領が引用リツイートし、「ネバダ州では選挙結果もフェイクだ!」と投稿し、騒ぎを拡大させた。だが、トランプ氏の投稿にはすぐさま「真偽が問われている」とする警告ラベル表示が付いた。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2020/12/25-12:56)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「立体駐車場をコロナ病棟に改造 4月に準備、11月稼働 米ネバダ州の病院