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「令和の虎」29歳死去の実業家、6月末の動画でも切れ味ある発言「肩こりひどい」訴える場面も


青笹寛史さんのXから

YouTubeのリアリティー番組「令和の虎」出演者の実業家、青笹寛史(あおささ・ひろふみ)さんが6月25日に死去したことが3日、公式X(旧ツイッター)で家族から報告された。29歳だった。

青笹さんの公式Xで、兄の実業家、青笹雅史氏の名義で文面をアップ。「弊社元代表取締役社長青笹寛史は、急性心不全により2025年6月25日に永眠いたしました。享年29歳でした」と報告された。「葬儀は家族葬にて滞りなく実施いたしました」とも伝えられた。

青笹さんは、6月28日に公開された「令和の虎」の動画でも、切れ味鋭い議論を展開していた。指圧器具の商品開発で150万円の出資を求める58歳男性のプレゼンテーションに対応。挑戦者がややオーバーにPRする発言に対し「せっかく動画に出てくださっているわけですから、視聴者が買いたいと思ってほしくて質問しているんですよ。ずっと話がかみあってない、さっきから。パス出してます、こっちはずっと寄り添ってますよ。医学的に攻撃もしてませんよ。なのに、『私は資格持ってますよ』って、わざわざマウント取るような意味わからない発言をして」と、声のトーンをあげて苦言を呈す場面もあった。

また指圧器の話題に関連して「僕、肩こりひどくて、指圧ボールみたいなやつをやっている」と、自身の体調について触れる場面も。また、挑戦者が指摘応じて、指圧器の丸みが緻密に計算されていることを訴えると、笑顔もみせ「そういう話をずっと欲しかったんですよ」と納得する表情も見せた。ただ、最後は支援「0円」というシビアなジャッジを下し、「初対面の方に大変失礼なことを言ってしまうんですが」と前置きした上で「この人を信頼してお金を預けることはできない。失礼なことを言ってすみません」と断じていた。

青笹さんは島根大医学部在学中に、動画編集フリーランスとして編集活動を開始。医師免許取得を取得しながら、20年にアズール株式会社を設立した。22年に島根大卒業、医師免許取得後も動画編集の道に進み、動画編集者教育を行う「動画編集CAMP」を全国展開するなど、実業家として幅広く活躍してきた。YouTuberヒカルの動画に出演するなど、交流があったことでも知られる。

22年からは「令和の虎」に出演。同番組は起業などの出資を求める志願者たちが、青笹さんら「虎」と呼ばれる実業家の前でプレゼンテーションを行い、厳しいチェックを受けながら、虎たちを納得させて希望額まで出資額が達すると、獲得できるリアリティー番組。青笹さんは番組で的確な発言をするなどして、「あお社長」の愛称でも親しまれていた。

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