
2025年6月25日
株式会社システムギアビジョン
新世代の視覚障害者用読書器「クローバーブック・メイト」6月23日より出荷開始
~見やすさと音声読み上げで、視覚障害者等の情報格差解消を目指す~
株式会社システムギアビジョン(本社所在地:兵庫県宝塚市、代表取締役:岸上 新弥、以下、当社)は、視覚障害者用読書器「クローバーブック・メイト」を6月23日より出荷開始しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202506241083-O1-Y618Dl4F】
視覚障害者用読書器は、文字や画像を画面上で拡大表示したり、撮影した文字を音声で読み上げたりすることで、視覚に困難を抱える方々の情報取得を支援する機器です。
「クローバーブック・メイト」は、拡大表示に特化した従来製品に、高精度な読み上げ機能を加えることで、1台で拡大と読み上げの両方に対応しました。読み上げ精度や画面の視認性といった従来の課題も、技術革新により大きく改善されています。
本製品は、「目が疲れやすいため長文は音声で聞きたい」「今後視力が低下しても、音声機能があると安心」といった多くのご利用者の声をもとに開発されました。さらに、視力に問題がないように見えても、文字を読むことに困難を抱えるディスレクシアの方にも有効にご活用いただけます。
主な特長
・拡大表示と高精度な音声読み上げを1台で実現
・読み上げ中の文字を枠で囲い、視覚的に強調表示
・表示モードの切替(画像⇔テキスト)により、見やすい文字サイズでの同時表示が可能
・読み上げ速度の調整可能
・折りたたんで持ち運べる軽量設計(約2.4kg、厚さ40mm)
・公共施設(図書館・行政機関等)における合理的配慮の実現を支援
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202506241083-O2-Q0MSE6nP】
社会課題への対応
本製品は、視覚や発達障害などにより読書に困難を抱える方々の情報アクセスを支援する「読書バリアフリー法(正式名称:視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律)」の理念に合致しています。
とくに図書館等では、対面朗読サービスの担い手不足が深刻な課題となっており、「クローバーブック・メイト」はそうした現場での活用も想定しています。
実際の読み上げ動画
https://www.youtube.com/watch?v=GD7J6kzdOcE
当社では今後も見えにくさや読みにくさでお困りの方々のQOL(生活の質)向上に役立つ機器をご提供し続けてまいります。
機器のお貸出しも承りますので、ご希望の方は下記問い合わせ先までご連絡ください。
【商品概要】
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M108644/202506241083/_prw_PT1fl_wyG4qdUG.png】
【会社概要】https://www.sgv.co.jp/
・会社名:株式会社システムギアビジョン
・所在地:兵庫県宝塚市高司1-6-11
・代表者:岸上 新弥
・資本金:2,000万円
・事業内容:視覚障害者向けの機器の企画・開発・販売・保守および輸出入
【問合せ先】
株式会社システムギアビジョン 営業課 日浦 (ひうら)、白潟(しらかた)、藤本(ふじもと)
TEL:0797-74-2206
E-mail:sgv-info@systemgear.com