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香川県丸亀市、アサヒ飲料 「包括連携協定」を締結


環境負荷低減及び資源循環の促進などの地域課題解決を目指す

令和7年7月8日
香川県丸亀市

 香川県丸亀市(市長 松永 恭二) とアサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女 太一)は、 環境負荷低減及び資源循環の促進など、地域課題の解決を目的として、7 月8日に「包括連携協定」を締結しました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202506130464-O5-k9Szt7uf】    【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202506130464-O2-9R57HLi7】      

 
■協定締結の様子

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202506130464-O8-55e60Hx9



■連携事項
 (1) 環境負荷低減及び水平リサイクル等資源循環の促進に関すること 
 (2) 観光振興に関すること
 (3) 地域防犯に関すること
 (4) 防災、災害対応に関すること
 (5) 健康づくりに関すること
 (6) その他、地域の活性化及び市民サービスの向上に関すること

■本協定に基づく具体的な取り組み(予定)
・大気中のCO2を吸収する機能を備えた「CO2を食べる自販機」を市内に設置し、CO2排出量の削減を図るとともに、吸収したCO2を建材等の再利用につなげることで地域資源としての活用を目指します。
・使用済みペットボトルを飲料用ペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」リサイクルにおいてメカニカルリサイクルとケミカルリサイクルの双方を組み合わせることで持続可能な資源循環システム構築を図ります。

<参考>
 ■CO2を食べる自販機(自治体として四国初)
自動販売機は周辺の大気を吸いこみ、それを利用して商品を冷やしたり温めたりしていますが、「CO2を食べる自販機」は庫内に特殊材を搭載し、大気中のCO2を吸収する仕組みです。
1台当たりのCO2吸収量は稼働電力由来のCO2排出量の最大20%で、スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分の年間吸収量に相当します。
脱炭素社会の実現に貢献する国内初の取り組みであり、大気中のCO2の吸収を可能にした自動販売機は、特許(特許第7282338号)取得済みです。

※丸亀市では、脱炭素の取組みとして、協定に先立ち「令和7年2月7日に丸亀城内資料館南側駐車場に1台設置」しています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202506130464-O6-n0EhynBc

■ボトルtoボトル(四国初)
「ボトルtoボトル」は、石油由来のペットボトル素材を調達し製造する場合と比較して、CO2排出量が少ないペットボトルのリサイクル法です。今回の取り組みでは、リサイクル時に発生する残渣を少なくするため「メカニカルリサイクル(物理的再生法)」と「ケミカルリサイクル(化学的再生法)」の2つのリサイクル手法を組み合わせることで、リサイクル率の向上を図ります。メカニカルリサイクルの工程で発生する『残余物※』をケミカルリサイクルしていくことでメカニカルリサイクルのみの場合と比較して更なるリサイクル率の向上を目指します。
※ペット素材を多く含むパウダー状のもの

■メカニカルリサイクルとケミカルリサイクルの組み合わせ
メカニカルリサイクルは、回収したペットボトルを高温で溶かして異物を取り除いてペット樹脂を再生する手法です。一方、ケミカルリサイクルは、ペットボトルを分子レベルにまで化学分解して不純物を取り除き、新たな再生ペット樹脂とするものです。ケミカルリサイクルのほうが高品質の再生ペット樹脂が出来上がりますが、コスト面では、大がかりな分解設備などが不要なメカニカルリサイクルのほうが優れているとされます。
アサヒ飲料は、メカニカルリサイクルとケミカルリサイクルの組み合わせにより、リサイクル率の向上を目指しています。

■リサイクル工程における残渣と残余物
メカニカルリサイクルではリサイクルの工程で約20%の残渣が発生しますが、そのうち5~10%の残余物はペットボトル以外のものへのリサイクルが主となっています。残余物の一部にはペットボトル素材が含まれているため、残余物もペットボトル原料に再生することで、効率的かつ持続的なリサイクルが実現できます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202506130464-O7-sm0XI1R2

 

※上記グラフの割合はアサヒ飲料株式会社調べ

 

 

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