
アルファ米等の長期保存食を製造・販売している尾西食品株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 市川伸介 ※以下、当社)は、3月31日(月)より、「尾西の栄養+(プラス) パエリア」を発売いたします。
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■背景:長期化する避難生活と栄養バランスの課題
近年、日本各地で地震、台風、大雨などの大規模災害が多発しています。特に2024年1月に発生した能登半島地震では、甚大な被害が発生し、多くの方々が避難生活を余儀なくされました。また災害時の避難生活が長期化する傾向にあり、現在の非常食の多くは炭水化物中心で、たんぱく質やビタミンが不足しやすいのが課題でした。そこで当社は、「尾西の栄養+(プラス) パエリア」を開発いたしました。本製品は、たんぱく質やビタミンを摂取できるだけでなく、国際的に受け入れられるメニューとして、災害時の食の多様性にも配慮しています。
■「尾西の栄養+(プラス) パエリア」の特長
・国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所監修
・栄養の強化:たんぱく質、ビタミンを豊富に含み、長期の避難生活でも健康維持をサポート。
・彩り野菜を使ったターメリック香るパエリア(具材に魚介・肉類は入っておりません)
・アレルギー物質(特定原材料等)28品目不使用
・100%国産米使用
・食器いらず(スプーン付)
・異なる食文化の人々にも親しまれるパエリアを採用。スパイスや具材を厳選し、本格的な味わいを実現。
・お湯または水を注ぐだけで美味しく食べられる。
・避難所における栄養の参照量(詳細下表)として示されているビタミンB1,B2,Cが1日の1/3以上含まれている。
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新製品の発売に伴い、3月4日(木)に大手町にて、尾西食品主催による新製品発表会ならびにメディアセミナーを開催。セミナーは、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所 産官学連携研究センター 災害栄養情報研究室長 坪山(笠岡)宜代氏が登壇し、「災害時の食事・栄養について」をテーマに専門家の立場からお話し頂きました。
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所 産官学連携研究センター
災害栄養情報研究室長
坪山(笠岡)宜代氏
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「災害時における食事の重要性は、単なる空腹を満たすことにとどまりません。避難生活が長引くことで、便秘や高血圧、循環器疾患、肥満などの健康被害が深刻化することが明らかになっています。特に、たんぱく質やビタミンの栄養不足は、口内炎をはじめ様々な体調悪化を引き起こす要因となります。これまでの課題を踏まえ、栄養バランスに配慮した、食物アレルギーの方にも配慮された災害食が求められています。日本は世界でも有数の自然災害リスクを抱える国です。だからこそ、科学的根拠に基づいた災害食の開発と普及が急務です。多くの方の健康を支える製品が世の中に増えることを願っています。」
<プロフィール>
管理栄養士 医学博士
1999年、国立健康・栄養研究所 入所
2001年にハーバード大学医学部、2007年~2008年にアメリカ国立衛生研究所(NIH)へ研究留学
2011年2月より、栄養疫学・食育研究部 食事摂取基準研究室 室長
2018年4月より、現職
【製品概要】
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107820/202503125598/_prw_PT1fl_4c3P7adb.png】
尾西食品株式会社
・事業内容:長期保存食の製造と販売
・代表取締役社長:市川伸介
・所 在 地:〒108-0073東京都港区三田3-4-2いちご聖坂ビル3階
・URL:https://www.onisifoods.co.jp/