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「令和6年度 第1回モーダルシフト優良事業者大賞表彰」において 「革新的取組み部門賞」を受賞


佐川グローバルロジスティクス株式会社(SGL)は佐川急便やナイキジャパングループ、アッカ・インターナショナルと共に、モーダルシフトの取り組みで「革新的取組み部門賞」を受賞しました。この取り組みでは、千葉から九州への貨物輸送を全て鉄道に切り替え、CO₂排出量を年間24.1トン、削減率59%を達成しました。また、ドライバーの労働時間を年間5,460時間削減しました。この結果、環境負荷低減と安定的な輸送が実現しました。SGLは引き続き物流効率化を進め、持続可能な社会に貢献します。

モーダルシフトによる環境負荷低減と、安定的で持続可能な輸送を実現

2024年12月10日
佐川グローバルロジスティクス株式会社

 SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山本将典、以下「SGL」)は、佐川急便株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:本村正秀)、ナイキジャパングループ合同会社(本社:東京都港区、VP兼ゼネラルマネージャー:小林 哲二、以下「ナイキ」)、3PL※事業を展開する株式会社アッカ・インターナショナル(本社:東京都港区、代表取締役社長:秀 洋一、以下「アッカ」)と共同で運用するモーダルシフトの取り組みにおいて、「令和6年度 第1回モーダルシフト優良事業者大賞表彰」(主催:一般社団法人日本物流団体連合会)の「革新的取組み部門賞」を共同受賞しました。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412091337-O3-ax3qXAr2

モーダルシフトとは、トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換することをいいます。

■受賞件名
千葉県~九州7県間の幹線輸送を貨物鉄道輸送に転換

■概要
 物流の「2024年問題」への対応や環境負荷低減は、荷主企業や物流業界において、解決すべき重要な社会課題です。この課題を解決すべく、SGLが本取り組みを企画・推進し、4社で協議を重ね、これまでトラック・鉄道・船で輸送していたナイキの関東発九州向け貨物を、すべて鉄道輸送に切り替えるモーダルシフトを実施し、幹線輸送ドライバーの労働時間の大幅な削減とCO₂排出量の削減を実現しました。

■スキーム
 本取り組みでは、ナイキ倉庫2拠点の九州向け貨物を、アッカが運営するナイキ倉庫の千葉県内の拠点に集約のうえ九州のエリア別に仕分けてコンテナに積み込み、九州向け貨物をすべて鉄道輸送に切り替えるモーダルシフトを実施しています。さらに、コンテナに積み込む際、ナイキ以外の九州向け貨物もあわせて積載することで、高い積載率を実現しています。

 ・フロー図
Before
 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412091337-O1-p049xC0W
 
After

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202412091337-O2-10kAXp05
 

■効果
 本取り組みにより、CO₂排出量を年間24.1トン削減(削減率:59.0%)しています。また、幹線輸送ドライバーの運転時間を年間5,460時間削減することができ、環境負荷低減と安定的で持続可能な輸送の実現に貢献しています。

 SGLは、これからも、環境負荷低減を図るための物流効率化を着実に進め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

※サードパーティーロジスティクスの略。「第三者物流」とも呼ばれ、企業の物流機能を外部の専門業者委託すること

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