災害時にも活躍する携帯発電機やポータブル電源の事故と 停電復旧後の通電火災に注意!
1 概要
キャンプなどで重宝される携帯発電機やポータブル電源ですが、自然災害に伴う停電に備え、非常用電源として用意する方もいるかと思います。しかし、いざ自然災害が発生したときに使用方法を誤ると、一酸化炭素(CO)中毒や火災等の事故につながる可能性があります。
また、自然災害による停電の復旧後、地震や大雨等の影響を受けて損傷した電気製品を使用したり、電熱器具が周囲の可燃物に接触していたりすることで、発火する可能性があります。
これらの事故を防ぐための注意点を知り、製品の使用時に対策をとりましょう。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408265353-O9-4Hu6uO1v】
2 携帯発電機及びポータブル電源での事故について
(1) 携帯発電機の事故
ア 携帯発電機とは
発電機は、ガソリン、軽油、ガス(カセットボンベ)などの燃料を使ってエンジンを稼働させ、装置内のコイルや磁石を回転させることで電気を発生させる装置です。
持ち運びが可能な発電機を携帯発電機といい、可搬型発電機、小型発電 機、ポータブル発電機などという場合もあります。
イ 使用時の注意点
携帯発電機の使用による死亡事故も報告されています。以下の注意点に従って、安全に使用してください。
【携帯発電機使用時の注意点】
・ 屋内では絶対に使用しないでください。発電機運転中の排ガスには一酸化炭素(CO)が含まれており、屋内で使用すると一酸化炭素(CO)中毒になるおそれがあります。
・ 屋外であっても、自動車内やテント内で使用すると屋内と同等の危険性があります。排ガスが逆流しないように出入口、窓などの開口部から離れたところ、かつ、風通しの良いところで使用してください。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408265353-O7-iLSo0Jds】
図2 室内で携帯発電機を使用した際の一酸化炭素(CO)濃度の変化
表1 一酸化炭素(CO)中毒の症状
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408265353-O10-S3r5Mdc6】
出典:経済産業省ウェブサイト
(https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/citygas/kouhou/insyokuten.pdf)
(参考) 携帯発電機の事故事例
① 事故発生年月日 2018年9月8日(北海道、50歳代・男性、死亡)
※北海道胆振東部地震発生後事故
【事故の内容】
一酸化炭素中毒により1名が死亡し、現場に家庭用の携帯発電機があった。
【事故の原因】
取扱説明書には、「排ガス中毒のおそれがあるため、排ガスがこもる場所で使用しない。排ガスは一酸化炭素などの有害成分を含んでいる。」旨、記載されていたにもかかわらず、停電時に携帯発電機を換気の不十分な屋内で使用したため、排ガスが滞留し、一酸化炭素濃度が上昇して事故に至ったものと考えられる。
② 事故発生年月日 2020年9月7日(鹿児島県、1名死亡、2名重症)
※令和2年台風10号発生後事故
【事故の内容】
一酸化炭素中毒で1名が死亡、2名が重症を負い、現場に家庭用の携帯発電機があった。
【事故の原因】
当該製品に異常は認められず、換気が十分に行えない屋内で使用したため、排ガスにより屋内の一酸化炭素濃度が上昇し、一酸化炭素中毒になったものと推定される。なお、本体及び取扱説明書には、「排ガス中毒のおそれあり。」、「屋内など換気の悪い場所で使用しない。」旨、記載されている。
(2)ポータブル電源の事故
ア ポータブル電源とは
リチウムイオン電池などの充電式電池を内蔵した大容量かつ可搬型の蓄電装置で、交流100V出力に対応するなどしたものがいわゆるポータブル電源と呼ばれています。
イ 使用時の注意点
蓄電池にリチウムイオン電池を使用しているポータブル電源は、モバイルバッテリーと同様の注意が必要と考えられます。一般的に総エネルギー量が大きい製品は、事故発生時の発熱量も大きくなるため、大容量のポータブル電源はより注意が必要です。
以下の注意点に従って、安全に使用してください。
【ポータブル電源使用時の注意点】
・ 落としたりするなど衝撃を与えないようにしてください。もし、強い衝撃を与えてしまった後、発熱、変形などの異常を感じた場合は、使用を中止して製造・輸入・販売事業者の修理窓口に相談してください。
・ 高温環境下での使用は控えてください。また、長期間使用しない場合は、箱に入れて直射日光が当たらない冷暗所に保管しましょう。
・ 屋外では、防水・防塵性能を有する製品の使用を検討しましょう。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408265353-O3-7P4f66LY】
図3 ポータブル電源の例
(参考) ポータブル電源の事故事例
① 事故発生年月日 2022年3月27日(宮城県、拡大被害)
【事故の内容】
ネット通販で購入したポータブル電源を充電中、ポータブル電源付近から異音がして出火し、周辺を焼損した。
【事故の原因】
焼損が著しく、詳細な使用状況等が不明であり、原因の特定には至らなかったが、当該製品は屋外に置かれていた。風雨があたらないよう別途用意した樹脂製ケースで覆われていたが、覆いが不十分な状態であったため、雨水等が浸入して短絡が生じ、内蔵のリチウムイオン電池セルが異常発熱して出火した可能性が考えられる。
② 事故発生年月日 2022年8月5日(東京都、拡大被害)
【事故の内容】
車両内で当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。
【事故の原因】
焼損が著しく、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかったが、当該製品は卸売市場での夜間業務の照明機器用電源として、週3回、屋根のない屋外で使用されていたため、内蔵のリチウムイオン電池セルが異常発熱して出火した可能性が考えられる。
携帯発電機やポータブル電源の中にはリコール品もあります。使用前には、メーカーからのお知らせやリコール情報を確認するようにしましょう。
【参考:リコール検索サイト】
○消費者庁リコール情報サイト(https://www.recall.caa.go.jp/)
○(独)製品評価技術基盤機構NITE SAFE-Lite (https://safe-lite.nite.go.jp/)
3 停電復旧後の通電火災について
(1)通電火災とは
自然災害に伴う停電の復旧後、可燃物が接触した状態の電熱器具や水没したり部品が破損したりした電気製品に電気が流されることに伴い発生する火災のことをいいます。
(2)通電火災の注意点
地震や大雨等に伴い、自宅に置いてある電気製品が浸水などによって損傷することが考えられます。また、停電復旧後に電気ストーブ等の電熱器具が意図せず作動することで、付近のタオル等の可燃物に引火し、火災につながるおそれもあります。
以下の注意点に従って、通電火災を起こさないよう対策を取ってください。
【通電火災を防ぐための注意点】
・地震が発生した際に可燃物が散乱しないように、家具はできるだけ壁に固定しましょう。あわせて、電気ストーブ等の電熱器具の周辺に可燃物を置かないように日頃から意識しましょう。
・ 自宅から避難する際に時間的な猶予がある場合は、停電復旧時に異常のある製品に通電されることによる事故を防ぐため、分電盤のブレーカーを切ってください。日頃から分電盤の位置や操作方法を確認しておきましょう。
・ 停電復旧時における意図しない作動による火災を防ぐため、特にヒーターを内蔵した電気ストーブ等の電熱器具は、停電時には電源プラグをコンセントから抜きましょう。
・ 停電復旧後、浸水などによる被害を免れた製品を使う際は、機器などの外観に異常がないか(電源プラグやコードに損傷はないか、製品に焦げた痕はないか、など)を確認の上、分電盤のブレーカーを入れ、機器の電源プラグを1台ずつコンセントに差し、様子を確認しながら使用しましょう。異音や異臭がする場合は、必ず使用を中止し、メーカーや販売店に相談してください。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408265353-O11-Z8d5dY4g】
地震後の停電時 通電開始
図4 電熱器具の意図しない作動による通電火災のイメージ
(地震時に可燃物が飛散し、近くにあった電気ストーブに接触して発火する危険性)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408265353-O12-fHSv3iQf】
(水に濡れた電気製品の内部には、水分が残っていたり、泥や塩分などの異物が付着していたりすることがあるため、通電時に電気回路基板から発火するおそれがある。)
(参考) 通電火災及び損傷した電気製品の事故事例
① 事故発生年月日 2016年7月3日(兵庫県、20歳代・男性、拡大被害)
【事故の内容】
停電復旧後に電気こんろの上に置いていた電気製品を焼損する火災が発生した。
【事故の原因】
当該製品は、落雷による停電以前にスイッチが入った状態で切り忘れ防止機能が働いた状態であった。停電時に切り忘れ防止機能がリセットされ、停電復旧後にヒーターへの通電が再開されたため、ヒーター上に置かれていたほかの電気製品が焼損したものと考えられる。なお、取扱説明書及び本体には、「ヒーターの上に可燃物を置かない。」、「使用後は火力調整つまみの「切」を確認する。」旨、記載されている。
② 事故発生年月日 2020年5月26日(東京都、拡大被害)
【事故の内容】
停電復旧後に電気ストーブ及び周辺を焼損する火災が発生した。
【事故の原因】
当該製品は、停電発生以前に電源プラグがコンセントに接続された状態で電源スイッチがオンの位置のまま、切り忘れ防止タイマーが働いた状態であった。停電時にタイマーがリセットされ、停電復旧後にヒーターに再通電して近傍の可燃物を加熱し、出火に至ったものと考えられる。なお、取扱説明書の注意には、「使用時以外は、電源プラグをコンセントから抜く。絶縁劣化による感電、火災などを防ぐ。」旨、記載されている。
③ 事故発生年月日 2022年10月10日(静岡県、拡大被害)
※令和4年台風18号発生後事故
【事故の内容】
事務所で異音がしたため確認すると、バッテリー(鉛蓄電池)及び周辺を焼損する火災が発生していた。
【事故の原因】
当該製品は、10日前に発生した台風の水害により水没した製品を乾燥させるため販売事業者が事務所兼倉庫に置いていた。水害により製品内部に水が浸入したため、異常発熱が生じて焼損したものと考えられる。
みちょぱビキニ姿、背中ぱっくりワンピで「ガチ」ボディー披露「ドタイプ」「モデルってスゲー」
「マン振りボディー」28歳タレント「胸元チラリ×生足ショーパン」最強コンボに「たまらん」の声
中古マンション購入における本当の「リスク」と、管理費・修繕積立金について
ひろゆき氏“元祖プレイボーイ”火野正平さん「後継者」を指摘「破天荒を受け継いでいるのが…」
市村正親、大物芸人からの「ショーケース丸ごとアイスクリーム」差し入れ明かす「さすがだと」
ハリス陣営、大統領選後も献金呼びかけ 資金繰りに苦慮か
米津玄師「歌詞を書く者として、到底及ばないまでも大きく影響を受けました」谷川俊太郎さん追悼
渡邊渚さんがバレーボール特番のMCを報告「小さくてかわいい」元日本代表との17cm差が話題に
M-1準々決勝でネタ中に観客の携帯鳴る緊急事態、被害芸人「ウケてて気付かず、犯人捜しは…」
粗品「ヤバない?」約80万円の飲食店ぼったくり被害を報告→マネジャーから鬼ツッコミ被弾
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
俳優・火野正平さん死去 75歳 腰を骨折し体調崩す
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
斎藤元彦・前知事の再選確実 兵庫県知事選、失職から返り咲き
3刷目の重版決定!榎原依那のファースト写真集「Inaism」から、完全未公開カットをご紹介♡
小池里奈「超むっっっっっちむち」美バスト輝く黒ブラジャー近影に称賛「色気が増してる」
岡田将生が高畑充希との結婚発表
三浦瑠璃氏、斎藤元彦氏再選に「一番の敗者は当然、マスコミです」と私見
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
「スケスケ水着美尻」35歳女芸人のセミヌード写真展が大阪でも12月開催決定「本当に最後」
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
四千頭身、テレビから消えた理由を明かすも批判殺到「人のせいにするな」
大谷翔平の「盗塁」巡り訴訟、ドジャースなどが訴えられる 50、51個目の盗塁が対象
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
3時のヒロイン福田麻貴(32)は元アイドルだった!昔の姿がかわいいとヲタク歓喜
たぬかな、「あのチビやろ?」迷惑系黒人YouTuberへの苦言が物議
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
みちょぱビキニ姿、背中ぱっくりワンピで「ガチ」ボディー披露「ドタイプ」「モデルってスゲー」
「マン振りボディー」28歳タレント「胸元チラリ×生足ショーパン」最強コンボに「たまらん」の声
中古マンション購入における本当の「リスク」と、管理費・修繕積立金について
ひろゆき氏“元祖プレイボーイ”火野正平さん「後継者」を指摘「破天荒を受け継いでいるのが…」
市村正親、大物芸人からの「ショーケース丸ごとアイスクリーム」差し入れ明かす「さすがだと」
ハリス陣営、大統領選後も献金呼びかけ 資金繰りに苦慮か
米津玄師「歌詞を書く者として、到底及ばないまでも大きく影響を受けました」谷川俊太郎さん追悼
渡邊渚さんがバレーボール特番のMCを報告「小さくてかわいい」元日本代表との17cm差が話題に
M-1準々決勝でネタ中に観客の携帯鳴る緊急事態、被害芸人「ウケてて気付かず、犯人捜しは…」
粗品「ヤバない?」約80万円の飲食店ぼったくり被害を報告→マネジャーから鬼ツッコミ被弾