2024年3月16日の北陸新幹線敦賀開業に合わせ、福井県敦賀市は、特産の昆布で観光客を出迎え魅力を発信しようと、「昆布ポスター」を制作しました。敦賀駅交流施設「オルパーク」に展示し、新幹線で訪れた観光客らを出迎えています。
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ポップなデザインで敦賀をPR
ポスターのサイズはA0判で縦約119センチ、横約84センチ。本物の真昆布を複数つなぎ合わせて1枚のポスターに仕上げています。北陸新幹線車両のイラストを交えながらポップな雰囲気でデザインした「敦賀」の文字を大きく描き、周囲には敦賀を象徴するイラストを約30種類配置。氣比神宮、気比の松原をはじめとした名所や、敦賀真鯛、敦賀ふぐ、敦賀ラーメンなどの食、とうろう流しと大花火大会や敦賀まつりといった行事など、魅力をアピールしています。
「昆布切符」に続き、特産の昆布を発信
古くから交易の拠点となってきた敦賀。江戸、明治時代には北前船で北海道から昆布が運ばれるなどして、昆布の加工技術が発達しました。手作業で作られる特産「おぼろ昆布」の全国シェアは約80％となっています。そういった敦賀の歴史・食文化を新幹線開業と併せてPRしています。
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昆布ポスターに先立ち2024年2月には、新幹線開業プロモーションツールとして「昆布切符」を限定1000枚制作し、北陸新幹線沿線の長野市、さいたま市のイベントで配布しました。サイズは新幹線の切符と同じ縦5.7センチ、幅8.5センチほどで、鉄道ファンらの間で話題となりました。
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