【2023 News Letter Vol.2 】新しい観光のパラダイム 文化観光と博物館
東洋大学
2023 News Letter Vol.2
新しい観光のパラダイム
文化観光と博物館
東洋大学 国際観光学部教授 須賀忠芳
東洋大学国際観光学部では、新しい観光の考え方・取り組みを連載で紹介する「新しい観光のパラダイム」を、2021年度から公開しています。コロナ禍が落ち着き、観光の復活が本格的に進められているこの時期に、観光産業・教育における新しい潮流を解説するコンテンツを、連載していきます。2023年度のテーマは「航空産業の復活」「文化観光と博物館」「コロナ禍における教育の再考」「ホスピタリティ「経営」という着眼」の4つです。東洋大学ではこれからも、変化に対応し、時代を切り拓ける人材を育成していきます。
観光施策とリンクする文化施策の展開
文化遺産の地域まちづくりへの活用や、博物館など文化施設を積極的に観光に活用していこうとする施策が、近年、広く展開されている。
地域まちづくりにおいては、文化庁が、地方公共団体による文化財の保存・活用の枠組みとして「歴史文化基本構想」の指針を打ち出し、2019年4月に施行された文化財保護法の改正では、これまでは文化財の「保存」に力点が置かれていた同法において、文化財の「保存と活用」という観点が新たに盛り込まれた。また、2020年4月には、いわゆる文化観光推進法が成立し、博物館・美術館など文化施設を拠点とした観光振興に取り組む地域を支援する枠組みが示された。さらに、2022年に改正された博物館法では、地域の多様な主体との連携・協力による文化観光その他の活動を図り地域の活力の向上に取り組むことが、努力義務として課せられた。
博物館の取り組み
文化観光推進法に基づく拠点計画及び地域計画として2020年11月に認定されたものの一つに、福島県会津若松市を実施地域とした「福島県立博物館を活用した会津文化観光拠点計画」がある。当計画では、福島県立博物館を「会津の歴史・文化のゲートウェイ(周遊拠点)」として位置づけることで、地域への周遊を生み出すことや、観光客の滞在時間の延長・地域内宿泊・交通機関の利用・消費活動等の促進につなげることが企図されている。当計画の下での2022年度の取り組みをみれば、館内の多言語化事業や会津地方周遊につながるゲートウェイ機能のための展示室・無料空間整備などが行われたほか、周遊促進のための体験型プログラム事業などが実施され、大いに成果を挙げている。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310251650-O3-RUpxsxhT】
写真1 福島県立博物館主催行事「雪国ものづくりマルシェ2022秋」の出店の様子
(福島県立博物館前庭、須賀教授撮影)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310251650-O1-3TUZ6L27】
写真2 奥会津地方の産物を活用して製作された「雪国ものづくりベビーケアルーム」
(福島県立博物館体験学習室、須賀教授撮影)
地域文化の発信拠点としての博物館と観光の関わり
博物館は、地域における文化の発信拠点として位置づけられてきた。しかしながら、それが地域の経済活動に連関してきたとは言い難い。ニューツーリズムに連なる観光動向の下で、博物館が、観光を通じて、地域振興に寄与する意向が示される傾向にあることは、大いに評価できよう。今後は、博物館が、観光の一主体としての存在価値も高めつつ、博物館を中核とした、地域文化のさらなる発信、展開がなされることを期待したい。
一方で、博物館が集客目当てに迎合し、本来の目的を見失うことがあっては、その価値そのものが失われてしまうし、それはまた、観光者の信頼感を損なうことにもつながりかねない。博物館には、観光者の動向も見極めつつ、地域に内在する「本物」の価値を発信することが、改めて求められているのであり、それがなされることで文化観光の新たな展望を見出すことが可能となっていく。同時にそれは、文化観光、歴史観光において希求されるべき要諦でもあると言えるのである。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310251650-O2-SwOv75SQ】
須賀 忠芳
東洋大学国際観光学部 教授
専門分野:観光文化論、歴史教育、地域史研究
研究キーワード:文化資源をいかした観光施策、学ぶ観光、観光歴史教育
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