日本国内初の常設展示 地下1階商業施設にてヘラルボニーによる“異彩作家”のアートを7月13日より展示
2023年7月13日
株式会社鉃鋼ビルディング
「より良いビル環境の創造」と「表現活動の場の創出」を目的に協働を発表 大規模複合ビルで日本国内初の常設展示 鉃鋼ビルディング地下1階商業施設「TEKKO avenue」にて ヘラルボニーによる“異彩作家”のアートを7月13日より展示
株式会社鉃鋼ビルディング(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:増岡 真一)は、株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:松田 崇弥、以下「ヘラルボニー」)と協働し、7月13日(木)より、当社が経営する「鉃鋼ビルディング」の地下1階「TEKKO avenue」にて、ヘラルボニーとライセンス契約を結んだ知的障害のある“異彩作家”の方々のアート展示を開始いたします。オフィスを主要用途とした複合ビルの共用部にヘラルボニーによるアートの展示空間を設けることは、日本国内でも初の取り組みとなります。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307127103-O8-x2Zr4i8f】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307127103-O11-cdOo512M】
本プロジェクトは、「誰もが輝きだす場所へ。」をコーポレートスローガンに掲げ、「多様化する社会において、人が活躍する場所のより良い環境の創造」を目指す当社と、「異彩を、放て。」をコンセプトに「福祉を起点とした新たな文化の創造」を目指すヘラルボニーが、互いの企業理念に共感しコラボレーションすることで実現いたしました。
今般の取り組みは、人が活躍できる場所の環境価値の創造の一環として、全ての人が能力を発揮できる幸福な社会づくりに貢献すること、また、従来の社会的な規範や慣習、先入観、常識を超える独創性を重んじ、その表現活動の場を創出することを目的としています。
なお、展示されるアートは、2015年に大規模複合ビルとして生まれ変わった鉃鋼ビルディングが、テーマとして掲げた「人・街・時をつなぐ」をコンセプトに、ヘラルボニーにてキュレーションしたものとなっています。
今後も当社は、多様化する社会において、人が活躍する場所の環境価値を創造し、社会に貢献してまいります。
■協働に当たってのコメント
【株式会社ヘラルボニー アカウント部門ビジネスプロデュース局 泉 雄太 様】
ヘラルボニーは「障害」に対する社会のネガティブなイメージの変容と、障害のある方にとっての様々な選択肢をつくることを目指し活動をしています。日本の中心地、東京駅近くに位置する鉃鋼ビルディングに常設で異彩作家のアートが展示されることで、より多くの方に障害のある方の異彩に触れていただけるのではないかと思っています。異彩作家のアートに触れることで、障害に対してのイメージがゆるやかに変容していき、ありのままを肯定できる社会への一歩になることを願っています。
【株式会社鉃鋼ビルディング 取締役 増岡 洋志】
今回の異彩作家の方々のアートの展示は、当社のビル開発のテーマに沿った素晴らしい作品によって無機質になりがちなビルの共用部を華やかにし、利用される方に喜んでもらえることや、異彩作家の方々にもオフィスを主要用途とした複合ビルでの常設展示という新たな活躍の場をご提供できたという点で、「誰もが輝きだす場所へ。」をコーポレートスローガンに掲げる当社にとっても理想的な活動だと考えています。
■概要
実施期間:2023年7月13日(木)から(常設展示予定)
実施場所:鉃鋼ビルディング地下1階「TEKKO avenue」(東京都千代田区丸の内一丁目8番2号)
■展示アートのご紹介(一部抜粋)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307127103-O9-mAV26Q83】
作品名「楽器」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307127103-O3-g7aOS7HG】
作家:川邊 紘子 / Hiroko Kawabe
在籍:やまなみ工房(滋賀県)
彼女は絵画、陶芸とその日やりたい創作に取り組む。絵画においては人、動物、風景等どんなモチーフも迷いなくペンを走らせる。全体像を描くと、ピンク、水色と大好きな自分色に染めていく。モノクロの作品では鉛筆一本を用いて、描いている。濃淡を使い分け塗り進めると、真っ白だった画用紙が次第に漆黒に艶めいていく。モチーフとなったものが、彼女の手によって新たな表情を見せ再構築された作品へと変わる。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307127103-O7-6pZkw82O】
作品名「摩天楼を舞う」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307127103-O12-76V8MCiv】
作家:XL
在籍:スウィング(京都府)
独特のデフォルメや色彩感覚が際立つ作品群に、温厚な笑顔と親しみやすいキャラクター。2013年秋、とあるワークショップにうっかり参加したことをきっかけに、頑なに拒み続けてきた表現に突如目覚める。以降、目覚めっぱなし。また、多方面に渡ってスウィングの仕事を中心的に牽引している。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307127103-O10-k8nlqmy4】
作品名「無題」
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307127103-O6-hvRYXtcj】
作家:中尾 涼
在籍:やまなみ工房(滋賀県)
元々は紙を切って大好きな扇風機のプロペラ作っては眺めることが好きだった彼だが、職員の書く字を真似たり、窓に指で文字をなぞられたりする様子から、英字新聞をお渡しすると画用紙に模写されたことが絵画に取り組まれるきっかけとなった。英字の他数字の作品も多く、描かれるときは、一切の迷いや躊躇は無く、あっという間に描き終えられ、勢いや力強さが英字や数字の書体にも表れている。文字は色を変えて筆やペン、時には指を用いて何度も上からなぞられることが多く、より作品に深みをもたらしている。最近は文字だけでなく、人物や自分の好きなものを絵にされる作品も生まれ、クールな作風と合わせて彼独特の感性が作品にも反映されている。
■ヘラルボニーについて
ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げる、福祉実験ユニットです。
国内外の主に知的障害のある作家と契約を結び、2,000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸とするライセンスビジネスをはじめ、作品をファッションやインテリアなどのプロダクトに落とし込む、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営や、建設現場の仮囲いに作品を転用する「WALL ART MUSEUM」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。
これらの社会実装を通じて「障害」のイメージ変容と、福祉を起点とした新たな文化の創造を目指します。社名である「ヘラルボニー」は、知的障害のある両代表の兄・松⽥翔太が7歳の頃⾃由帳に記した謎の⾔葉です。「⼀⾒意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めています。
会社名 株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地 岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者 代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
公式サイト https://www.heralbony.jp
https://www.heralbony.com
■鉃鋼ビルディング建物概要
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307127103-O4-wQ2N3Iwo】
本館(呉服橋方面より撮影)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307127103-O5-7S1Uv00E】
南館(八重洲方面より撮影)
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107779/202307127103/_prw_OT1fl_e6MD2tcp.png】
■鉃鋼ビルディング会社概要
会社名 株式会社鉃鋼ビルディング / Tekko Building Co., Ltd.
所在地 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号
代表者 代表取締役社長 増岡 真一
公式サイト https://www.tbg.co.jp/index.html
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