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イチローズモルトとマルスウイスキー  原酒交換による共同企画ウイスキーを発売


2021年4月20日
株式会社ベンチャーウイスキー
本坊酒造株式会社

イチローズモルトとマルスウイスキー 原酒交換による共同企画ウイスキーを発売

 

 株式会社ベンチャーウイスキー(本社:秩父市、社長:肥土伊知郎、以下「イチローズモルト」)秩父蒸溜所と本坊酒造株式会社(本社:鹿児島市、社長:本坊和人、以下「マルスウイスキー」)マルス信州蒸溜所は、2015年4月にモルト原酒の交換を行ってから、それぞれの環境で原酒の熟成を続けてまいりました。このたび、イチローズモルトとマルスウイスキーは、互いの地で熟成した原酒に、自社モルト原酒をヴァッティングしたブレンデッドモルトウイスキーを、共同企画ウイスキーとして双方より製品化し4月下旬より発売いたします。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104163796-O1-ucX3KtPU

 イチローズモルトとマルスウイスキーの共同企画は、ウイスキー発祥の地スコットランドで、一般的に行われている原酒交換について、日本でも実現できればとの想いからスタートしました。ウイスキー造りの基本は同じでも、蒸溜所ごとに魅力的な個性がある。個性を組み合わせ経験したことのない新しいウイスキーができると期待した両社は、モルト原酒の交換を行い、6年近くにわたり熟成過程を確認しながら協議を続けてきました。互いの地で熟成した原酒に、自社モルト原酒をヴァッティングするブレンデッドモルトウイスキーの製品化は、ジャパニーズウイスキーの業界においては、初めての取り組みとなります。

 

 共同企画により、両社はニューポット段階で、原酒交換を行い熟成することで、造り手が表現できる幅を広げ、よりバリエーション豊かな原酒を保有することになりました。また、熟成過程において、経年変化を確かめ合うことが経験値となり、ブレンダーや造り手にとって技術を高め合うことに寄与しています。お互いの原酒の特徴を深く理解し、両社の原酒があるからこそ表現できた味わい。イチローズモルトとマルスウイスキー相互に信頼できる品質の原酒だからこそ実現し、両社は理想の味わいを目指し新たに挑戦する第一歩を踏み出しました。

 

 両社は、この取り組みがジャパニーズウイスキーの多様性のある魅力として新たに評価され、ウイスキーメーカー同士の原酒交換が、技術水準や品質向上に繋がるものとして広がり、ジャパニーズウイスキーの品質をより一層高めていく、きっかけになることを期待し、今後も継続して原酒交換を行ってまいります。また、今回の共同企画を通じて新たなジャパニーズウイスキーの可能性を知っていただき、ウイスキーファンの皆様をはじめ、多くの皆様に楽しんでいただければと考えております。

 

 これからも皆様の期待に応えるべく、ジャパニーズウイスキーの造り手として、世界へ向けて発信できるウイスキー造りに邁進していきます。今後とも何卒よろしくお引き立て賜りますようお願い申し上げます。

 

共同企画ウイスキー発売にあたり

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104163796-O3-qa3L37Yn

2021年4月20日

本坊酒造株式会社

代表取締役社長

本坊和人

 

 2015年に共同企画がスタートし、モルト原酒の交換を実際にいただいてから、ベンチャーウイスキー様とは、親密なお付き合いをいただいています。お互いに信頼関係を築きながら約6年が経過し、それぞれのウイスキーができたことは、とても感慨深い思いです。

 ご存じのとおり、4月より日本洋酒酒造組合が制定した「ジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」が施行されました。これより先は、これまで以上に世界に向けて、ジャパニーズウイスキーらしい恥ずかしくないものを造らねばならない。造りの方向性や考え方を一致させ、志を同じくする人たちとジャパニーズウイスキーを盛り上げていく。互いに切磋琢磨していくことが、日本のウイスキー業界にとっての成長になると考えております。今回の共同企画が、日本でクラフトディスティラリーが増える中、蒸溜所同士が、ジャパニーズウイスキーをどう表現していくのか考えていく、ひとつのきっかけになればと期待しています。

 ジャパニーズウイスキーとして初めての取り組みとなり、様々な評価があると想像しています。今後、ウイスキーファンの、さらなる広がりに繋がっていけばと考えています。

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104163796-O2-8D6b3Q73

 

2021年4月20日

株式会社ベンチャーウイスキー

代表取締役社長

肥土伊知郎

 

 メーカー同士での原酒の交換にすごく憧れを持っていました。スコットランドでは原酒交換が一般的に行われており、ブレンダーが様々な原酒を扱える腕の見せ所、そういった文化があります。日本でウイスキーメーカーの数が少ない時期に、本坊酒造様よりお声掛けいただき原酒交換をしました。原酒交換は第一歩であり、約6年が経過して、ようやく原酒をブレンドしてウイスキーを造ることができました。非常に感慨深い思いです。

 自社で造ることができない原酒を確保し、その酒質が環境により、どう変化していくのか実感できる。共同企画は、単なる原酒交換にとどまらず、ブレンダーや造り手にとって腕前を磨くことに繋がりました。メーカーとしてお互いに高め合うことが、ジャパニーズウイスキーの技術水準や品質向上に繋がると考えています。

 是非、飲み比べていただき、日本のウイスキーの将来に想いを馳せたりしながら、お楽しみいただけたらと考えています。

 ジャパニーズウイスキーは世界的にも人気があり、新規参入の事業者が増え、これが一時的なブームなのか、それとも発展していくのかは、どれだけ良いものを各社が切磋琢磨して造っていくかだと考えています。そういった意味で、今回の取り組みは、お互いの水準を上げていくための重要な転換点になったと考えています。ますます日本のウイスキーを皆様に楽しんでいただけるように、頑張っていきたいと考えています。

 

共同企画ウイスキー 2021年4月下旬より発売

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104163796-O4-nB1NYagW

 

 2008年から稼働を始めた秩父蒸溜所、そして2011年に蒸溜を再開した本坊酒造マルス信州蒸溜所。

 高い志を持った二つの蒸溜所がジャパニーズウイスキーの新たな可能性を追求して立ち上げたこのプロジェクトは、6年前の原酒の交換から始まりました。盆地特有の寒暖差と荒川の恩恵を受けた自然豊かな秩父蒸溜所、中央アルプス駒ヶ岳山麓の美しい森に囲まれたマルス信州蒸溜所。この二つの環境で熟成を重ねた原酒は、それぞれの地でブレンドされ、新たな二つの個性となって表現されました。様々な可能性を秘めたジャパニーズウイスキーの魅力を、是非お楽しみください。

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104349/202104163796/_prw_OT1fl_unbs1W1g.png

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202104163796-O5-R9m76J21

 

 ジャパニーズウイスキーのさらなる可能性を探求し、蒸溜所の垣根を越えて美味しいウイスキーを造りたい。そんな想いから、2015年、マルス信州蒸溜所とベンチャーウイスキー秩父蒸溜所は、互いのモルト原酒を交換し、それぞれの地で熟成をする試みを始めました。このボトルは、マルス信州蒸溜所で熟成させた「駒ヶ岳」「秩父」二つのモルト原酒をヴァッティングしたブレンデッドモルトジャパニーズウイスキーです。駒ヶ岳らしさと秩父らしさ、双方の個性を磨きあうように誕生した特別な1本を、どうぞお楽しみください。

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104349/202104163796/_prw_OT2fl_qOd168u4.png

 

・飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがありますので、気を付けましょう。お酒は適量を。

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