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図研、MBSEモデリングツールの最新版を「Design Solution Forum」で公開


日本の開発者のために図研とVitechが「GENESYS」をバージョンアップ

2021/2/4
株式会社図研

株式会社図研(横浜市 代表取締役社長 勝部迅也、以下「図研」)は、MBSEモデリングツール「GENESYS」の最新版を発表します。

モデルベース・システムズ・エンジニアリング(MBSE)の先進市場である北米においてモデリングツールとして高い評価と多くの実績を持つ「GENESYS」は、2019年に図研のグループ会社になった米国Vitech社(現Zuken Vitech Inc.、米国バージニア州ブラックスバーグ、代表取締役社長:デイビッド・ロング、以下「Vitech」) の製品です。Vitechの買収以来、図研ではユーザーインターフェースの完全日本語化だけでなく、日本の有識者やユーザーの意見を反映させたソリューション開発に取組んでまいりました。
来る2021年2月12日(金)に開催される「Design Solution Forum」(以下DSF)は、組込みシステム開発に携わる設計者が、ハードウェア・ソフトウェアの最新設計手法を議論する場として多くのエンジニアが参加するイベントで、今回7回目の開催となります。図研は、このDSFにおいてGENESYS最新版を公開するだけでなく、システムズエンジニアリング最新トレンドの解説や、図研のエレクトロニクス・システム設計環境であるCRシリーズとのシームレスな連携を実現する独自のソリューションである「GENESYS-CR(仮称)」のデモも実施いたします。

図研の参加について、DSFの運営幹事である 株式会社EDAエクスプレスの菰田浩(こもだ・ひろし)氏は以下のように述べています。

「DSFに参加する多くのエンジニアの皆さんは、今、開発効率を高めながら製品品質のさらなる向上が求められています。そうした状況の中、昨今の複雑化するシステム製品開発においてモデルベース開発(MBD)やMBSEの適用は関心の高いクリティカルな課題のひとつといえます。今回の図研の発表は非常に時宜を得たものであり、多くのエンジニアの皆様にとって価値のある講演になるであろうと大変期待しています。」

また、図研のMBSE部門の責任者である、事業本部PI推進部長の稲石浩通(いないし・ひろみち)は、今回のDSF参加について以下のように述べています。

「自動車を筆頭に、さまざまな技術領域を横断した製品開発が増えていく中、その最上流のシステム設計に携わる方々は、自分たちの専門領域の技術だけではなく、ネットワークであったりAIであったりなど多くの領域の技術を組み合わせながらシステム設計していかなければなりません。こういった状況においてMBSEの考え方やソリューションは大変有益です。
今回DSFでは、MBSEへのアプローチのあり方、システムやモデルとはどういうものなのか、というテーマから、モデリングツールの紹介やシステムアーキテクチャの作り方などの実践的な講演やデモも行います。また、システム設計から電気電子設計にいかにつなげていくかという、図研ならではのソリューション提案もご紹介します。」

DSFは2月12日(金)の9:20~18:50まで、パシフィコ横浜ANEXホールおよびオンラインの会場で開催されます。図研の講演は、15:20~17:50の間に4回行われます。詳しくは、下記のDSFオフィシャルサイトのタイムテーブル、または図研のDSF参加情報ページをご参照ください。

●Design Solution Forumオフィシャルサイトはこちら
https://www.dsforum.jp/2020/

●図研のDSF参加情報ページはこちら
https://www.zuken.co.jp/info/detail/design_solution_forum_2020.php

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