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神田外語大学が2021年度にグローバル・リベラルアーツ学部を新設します


2020年7月17日



学校法人佐野学園



神田外語大学が2021年度にグローバル・リベラルアーツ学部を新設します

――平和を目指す教育理念を追求し、世界基準のリベラルアーツを学ぶ



 この度、新設するグローバル・リベラルアーツ(GLA)学部は平和のために活躍できる人材を育てることを目的としています。学生一人ひとりが思い描く「平和」をグローバルな視点で実現するため、世界の現実を知り、疑問をもち、自ら学び、仮説をたてて検証していくという「生涯の学びのサイクル(学び続ける力)」とともに、世界を変えていく力を身につけます。



◆カリキュラムコンセプト―平和のためのグローバル教養を学ぶ3つの学問領域

 さまざまな事象が複雑に絡み合った地球規模の課題解決を考えるためには、幅広い分野のリベラルアーツを身につける必要があります。そのために、世界中の人とお互いの想いを深く共有するために必要不可欠である実践的な語学運用能力と高いコミュニケーション能力を習得し、「Humanities」「Societies」「Global Studies」の3つの学問領域を中心に学ぶことで、世界の平和に貢献できる力を養成します。



Humanities(人間と文化): 文学、宗教、歴史、思想をはじめとしたさまざまな文化的営みについて幅広い知識を習得し、多様な世界観・価値観に対する柔軟な思考と、自己の文化を相対化して考えることのできる視点を身につけます。また、人々が古来よりこの世界や人間の幸福をどのように考えてきたのかについて学び、それらの知恵をどのように私たちの人生と社会に活かしていくことができるのかを考えます。



Societies(社会と共生): グローバル化が進み多様な人々が共生する社会となったいま、相反する常識や価値観をもって社会を形成する方法論や、常識が常識でなくなったとき社会がどのような姿を見せるのかを学びます。またAIやバーチャルリアリティー、その他の科学技術が急発展することにより社会はどのように変容するのか、社会はそのような科学技術にどう接すればいいのかなどを広く学びます。



Global Studies(グローバル・スタディーズ):国を越えて、世界全体が抱えている諸問題について、いま何が起きているのか、その本質を見究める力とそれを解決するための手法を学びます。さまざまな分野で重要な役割を担っているIGO(国際機関)やNGO(非政府組織)を始め、国と国、国と地域がいかにして手を取り合い、理想の世界をめざしていけば良いのか、そのための知識・教養を身につけます。







◆世界を五感で感じる2回の海外留学の必修化



① グローバル・チャレンジ・ターム&海外スタディ・ツアー

 入学した直後の6カ月間は「グローバル・チャレンジ・ターム」とし、「何を学ぶのか」「自分は世界に対して何ができるのか」を考え、目指すべき道を見つけます。大きな柱として、GLA学部全学生が約3週間海外スタディ・ツアーに参加します。興味のあるテーマをもとに留学先を選択し、世界の現実を感じ、自分の進むべき道を見つけるためものです。人生観を大きく変えることになる体験と位置付けています。国の特性や歴史的な背景からテーマを設定し、下記を留学先の候補としています。



a. リトアニア

【テーマ】 人道(歴史理解/対立・紛争・連帯 ほか)  【留学大学】国立ヴィータウタス・マグヌス大学

b. エルサレム

【テーマ】 宗教(歴史理解/人道と支援 ほか)       【留学大学】国立ヘブライ大学

c. インド

【テーマ】 多文化共生(宗教/多様性 ほか)          【留学大学】シンバイオシス国際大学

d. マレーシア・ボルネオ

【テーマ】   サステナビリティ(宗教/多文化共生 ほか)【留学大学】国立プトラ大学/スインバーン大学



② The State University of New York (SUNY)/ニューヨーク州立大学への長期留学

 3年次後期には、全学生がニューヨーク州立大学に留学し、現地の学生と共にPeace StudiesやGlobal Studiesなどを学びます。1年次の海外スタディ・ツアーで感じ取った、世界が抱える課題の解決に向けて、SUNYへの留学を通して学びを深めていきます。

 ニューヨーク州立大学はニューヨーク州全域に機能や特色が異なる64キャンパス、6,000以上の学科を有し、40万人超の学生が在籍している全米有数の総合大学機構です。グローバル・リベラルアーツ学部では、リベラルアーツを主体とした特徴ある学部を有する7校と協定を締結。海外スタディ・ツアーと関連したテーマや専攻分野に関する学びをさらに深めたり、幅を広げたりすることが可能です。どの大学も学生数が本学と同規模で、教員と学生、学生間の距離が近く、留学生の受け入れや対応もきめ細かに行われています。



◆キャップストーン・プロジェクト(卒業研究)

学生たちは2回の海外留学を含めた幅広い学びの中で、本質を見抜く力を身につけ自分の専門分野を明確にしていきます。4年間を通して身につけた知識や教養、問題意識、そのアプローチ方法をキャップストーン・プロジェクトとして総動員し、自分の

スタンスに基づく一つの解を導き出す卒業研究としてまとめます。



◆想定される卒業後の進路

新学部では、多文化共生が求められるグローバル時代において、本学の建学の理念を体現できる人材を育成していきます。高度な外国語運用能力や多分野にわたる教養を身につけ、多角的な視点で物事を捉えることができる次世代のリーダーを輩出。メーカーやITベンチャーなどグローバル企業をはじめ、外務省や国際機関での活躍が想定されています。

■グローバル企業 ■国家公務員(国際交流担当部門)■外務省専門職員 ■独立行政法人職員

■国際機関職員  ■NGO職員 ■マスコミ・出版 ■大学院進学





※本学から配信されるプレスリリースはUD(ユニバーサルデザイン)フォントで作成されています。

https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/news/52433/



▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先

 学校法人佐野学園 グループコミュニケーション部  担当:栗城

 TEL: 03-3258-5837 (平日 9:00~17:30) FAX: 03-5298-4123 E-mail: media@kandagaigo.ac.jp



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