メルコリゾーツ、2019年第2四半期の記録的な調整後プロパティEBITDAを発表
メルコリゾーツ&エンターテインメントジャパン
メルコリゾーツ、2019年第2四半期の記録的な調整後プロパティEBITDAを発表し、四半期配当をADS1株当たり0.16512米ドル増配
【2019年7月24日水曜日マカオ発】アジアにおいてゲーミングおよびエンターテインメントを提供する統合型リゾート施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッド(NASDAQ:MLCO、以下「メルコリゾーツ」または「当社」)は、未監査の2019年第2四半期の決算を本日発表しました。
2019年第2四半期の営業総収入は14億4270万米ドル、前年同期の12億2,860万ドルから約17%増となりました。営業総収入増の主な要因は、ローリングチップ並びにマス・ゲーミング・テーブル分野の好業績及び2018年6月のモーフィアスの開業によるノンゲーミング分野の売上の増加によるものでした。
2019年第2四半期の営業利益は2億0,530万米ドルで、前年同期の1億1,810万米ドルと比較して74%増となりました。
2019年第2四半期の調整後プロパティEBITDAは4億4,220万米ドルであり、前年同期の3億5,550万米ドルと比較して24%増となりました。
2019年第2四半期の純利益は1億0,030万米ドル(ADS1株当たり0.22米ドル)で、前年同期は5730万米ドル(ADS1株当たり0.12米ドル)でした。2019年及び2018年の第2四半期における非支配株主に帰属する純損失はそれぞれ300万米ドルであり、いずれもスタジオ・シティとシティ・オブ・ドリームス マニラに関連するものです。
メルコリゾーツの会長兼最高経営責任者(CEO)であるローレンス・ホーは、次のように述べています。
「2019年第2四半期の間、マカオの全ての統合型リゾートでテーブルゲーミングの堅調な収益増を達成しており、グループ全体のプロパティEBITDAを、最高記録であり前年比約24%増の4億4,200万米ドルへと拡大させる要因となりました。」
「受賞歴のあるモーフィアスのさらなる強化と2階に新たなVIPスペースを開設したことにより、シティ・オブ・ドリームスは2019年第2四半期における優れた業績を達成し、VIP来訪数、マス・テーブル・ゲーミング収益及びプロパティ全EBITDAの全ての顕著な成長を実現しました。」
「第2四半期の間、スタジオ・シティとアルティラもまた、堅調なマス・ゲーミング・テーブル収益の増加を達成し、マカオのマス・ゲーミング市場における当社の強さ及びマカオでのマス・ゲーミング部門並びにプレミアム・マス・ゲーミング部門での当社の支配的な立場を際立たせています。」
「常に最高峰を目指そうとする当社の姿勢は広く認識されており、直近ではモーフィアスが2019年アジア・パシフィック・プロパティ・アワードで最優秀マカオホテル建築賞及び最優秀マカオ新規ホテル建築・デザイン賞を受賞したことに表れています。当社の受賞歴のあるショーであるザ・ハウス・オブ・ウォーターは、2019年グローバル・ゲーミング・エキスポ(G2E)・アジア・アワードにおいも、統合型リゾートにおける非ゲーミング部門の最優秀賞を受賞しました。これらの受領歴は、当社がアジアの一流統合型リゾート・オペレーターであることに寄与しております。」
「スタジオ・シティでは、今年1月の臨時アトラクションのレジェンド・ヒーローズ・パーク、2月のショーハウス・ナイト・クラブ及び3月のトランポリンパークのフリップ・アウトの開業レなど、一連の施設アップグレードにより引き続き当社のエンターテインメント・メニューの充実に努めています。まもなく、アジアで最大のバーチャルリアリティーゾーンとなる、5万平方フィート(注:約4,645平方メートル)の常設のレジェンド・ヒーロー VRパークを開業する予定です。」
「当社の取締役会は、当社の現在の資金流動性と将来予期される資本ニーズに鑑み、前四半期において1普通株あたり0.0517米ドルであった四半期配当を、1普通株あたり0.05504米ドル、すなわち1ADS当たり0.16512米ドルに増額することを決定しました」
「2019年5月には、当社はCPH クラウン・ホールディングス・Pty リミテッドからクラウン・リゾート(以下「クラウン」)の19.99%の株式を取得することにつき合意したと発表しました。当社のクラウンへの投資は、オーストラリアでの真の統合型リゾート体験のプレミアムな提供者としての戦略的株式の取得のための素晴らしい機会となると信じています。」
「2019年7月には、当社はメルコ・インターナショナル・ディベロップメント・リミテッド(以下「メルコ・インターナショナル」)から、メルコ・インターナショナルが保有するICR キプロス・ホールディングス・リミテッド (以下「ICR キプロス」)の全株式を取得することを合意したと発表しました。この株式はICR キプロスの持分の75%に相当します。ICR キプロスとその子会社は、キプロスの特定複合リゾートであるシティ・オブ・ドリームス・メディタレニアンの開発を進めています。シティ・オブ・ドリームス・メディタレニアン プロジェクトは現在建設段階で2021年の開業を予定しており、ヨーロッパにおける最大でプレミアムな統合特定リゾートになると見込まれています。」
「最後に、日本進出については引き続き当社として特に注力していきます。当社は、我々の大阪における統合型リゾートであるシティ・オブ・フューチャーのデザインを5月に発表しました。また、我々は横浜市のRFIに参加し大阪府・大阪市のRFCに参加する予定です。当社が注力するアジアのプレミアム分野は、高品質な施設および世界トップレベルのエンターテインメントの提供とともに、市場をリードするソーシャルセーフガードならびにコンプライアンスに向けて尽力し、地方自治体や地域社会にとって理想的なパートナーとなることを当社の責務として捉えております。これによりメルコリゾーツは、世界に類を見ない日本ならではの特徴ある統合型リゾートを開発するという日本のビジョン実現を、力強くサポートできると信じています」
シティ・オブ・ドリームス第2四半期業績
シティ・オブ・ドリームスの営業総収入は、前年同期の5億7,780万米ドルに対し、2019年第2四半期(2019年6月30日末日)では7億9,080万米ドルでした。シティ・オブ・ドリームスの調整後EBITDAは、前年同期の1億7,150万米ドルに対し、2019年第2四半期では2億5,080万米ドルでした。調整後EBITDAの増加は、主にグループ全体のローリングチップ及びマス・ゲーミング・テーブル分野の業績が好調であったことによるものです。
ローリング・チップ・ボリュームは横ばいに推移し、前年同期の105億米ドルに対し2019年第2四半期は149億米ドルでした。ローリングチップの還元率については、2018年同期の2.88%に対し、2019年第2四半期では3.16%となりました。ローリングチップ還元率の想定範囲は2.85〜3.15%です。
マス・ゲーミング・テーブルの売上は13億7,220万米ドルであり、前年同期の11億8,240米万ドルから売上増となりました。マス・ゲーミング・テーブルの売上比率は、前年同期の28.4%に対し、2019年第2四半期では全体の31.6%となりました。
ゲーミング・マシンによる売上は、2018年同期の11億1,690万米ドルに対し、2019年第2四半期では10億3,780万米ドルとなりました。ゲーミング・マシンの還元率は、2018年同期の5.1%に対し、2019年第2四半期では3.8%となりました。
シティ・オブ・ドリームス マカオのノンゲーミングの総売上は、前年同期の7,700万米ドルに対し、2019年第2四半期では9,840万米ドルとなりました。
アルティラ・マカオ第2四半期業績
アルティラ・マカオの営業総収入は、前年同期の1億2,310万米ドルに対し、第2四半期(2019年6月30日末日)では1億0,430万米となりました。アルティラ・マカオの調整後EBITDAは、前年同期の1,830万米ドルに対し、2019年第2四半期では850万米ドルとなりました。調整後EBITDAの減少は主にローリングチップ部門の軟調な業績によるものです。
ローリング・チップ・ボリュームは、前年同期の48億米ドルに対し、2019年第2四半期総売上では44億米ドルでした。ローリングチップの還元率は、前年同期の3.65%に対し、2019年第2四半期では2.95%となりました。ローリングチップ還元率の想定範囲は2.85〜3.15%です。
マス・ゲーミング・テーブルの売上は1億5,000万米ドルであり、前年同期の1億3,190万米ドルから減少となりました。マス・ゲーミング・テーブルの売上比率は、前年同期の19.7%に対し、2019年第2四半期では全体の22.5%となりました。
ゲーミング・マシンによる売上は、前年同期の3,000万米ドルに対し、2019年第2四半期では8,350万米ドルとなりました。この増加の要因は、主に、前年同期では129台であったゲーミング・マシンの平均台数が、2019年第2四半期では171台に増加したことによるものです。ゲーミング・マシンの還元率は、前年同期の6.3%に対し、2019年第2四半期では4.4%となりました。
アルティラ・マカオのノンゲーミングの総売上高は、前年同期の670万米ドルに対し、2019年の第2四半期について、660万米ドルでした。
モカ・クラブ第2四半期業績
モカ・クラブの営業総収入は、前年同期の2,800万米ドルに対し、2019年第2四半期では2,890万米ドルとなりました。モカ・クラブの調整後EBITDAは、前年同期の520万米ドルに対し、2019年第2四半期は、530万米ドルとなりました。
ゲーミング・マシンによる売上は、前年同期の6億1,850万米ドルに対し、2019年第2四半期では6億0,940万米ドルとなりました。ゲーミング・マシンの還元率は、2018年第2四半期の4.5%に対し、2019年第2四半期は4.8%でした。
スタジオ・シティ第2四半期業績
スタジオ・シティの営業総収入は、前年同期の3億1410万米ドルに対し、第2四半期(2019年6月30日末日)では3億2,890万米ドルとなりました。スタジオ・シティの調整後EBITDAは、前年同期の7,320万米ドルに対し、2019年第2四半期では9,480万米ドルとなりました。調整後EBITDAの増加は、主にマス・ゲーミング・テーブル部門の好調な業績結果によるもので、ノンゲーミング部門の売り上げ減少により一部相殺されます。
マカオ市場全体のVIPの不振及びコタイとその周辺の競争の増大の影響を受け、スタジオ・シティのローリング・チップ・ボリュームは、2018年第2四半期の61億米ドルに対し、2019年第2四半期では31億米ドルとなりました。ローリングチップの還元率は、前年同期の2.66%に対し、2019年第2四半期では2.76%となりました。ローリングチップ還元率の想定範囲は2.85〜3.15%です。
マス・ゲーミング・テーブルの売上は、前年同期の8億1,430万米ドルから増加し、2019年第2四半期では8億7,700万米ドルとなりました。マス・ゲーミング・テーブルの売上比率は、前年同期の24.5%に対し、2019年第2四半期では全体の29.2%となりました。
ゲーミング・マシンによる売上は、前年同期の6億1,490万米ドルに対し、2019年第2四半期では6億3,090万米ドルとなりました。ゲーミング・マシンの還元率は、前年同期の3.4%に対し、2019年第2四半期では3.2%となりました。
スタジオ・シティのノンゲーミングの総売上高は、前年同期の4,430万米ドルに対し、2019年第2四半期では3,690万米ドルとなりました。
シティ・オブ・ドリームス マニラ第2四半期業績
シティ・オブ・ドリームス マニラの営業総収入は、前年同期の1億7,390万米ドルに対し、第2四半期(2019年6月30日末日)では、1億7,610万米ドルとなりました。シティ・オブ・ドリームス マニラの2019年第2四半期調整後EBITDAは、前年同期の8,730万米ドルに対し、8,280万米ドルとなりました。
市場における競争の増大に伴い、シティ・オブ・ドリームス マニラのローリング・チップ・ボリュームは、前年同期の30億米ドルに対し、2019年第2四半期では19億米ドルとなりました。ローリングチップの還元率は、前年同期の3.7%に対し、2019年第2四半期では5.2%となりました。ローリングチップ還元率の想定範囲は2.7〜3.0%です。
マス・ゲーミング・テーブルの売上は1億9,280万米ドルであり、前年同期の1億9,690万米ドルから減額となりました。マス・ゲーミング・テーブルの売上比率は、前年同期の29.4%に対し、2019年第2四半期では全体の30.4%となりました。
ゲーミング・マシンによる売上は、前年同期の8億5,590万米ドルに対し、2019年第2四半期では9億4,510万米ドルとなりました。ゲーミング・マシンの還元率は、前年同期の5.9%に対し、2019年第2四半期では5.4%となりました。
シティ・オブ・ドリームス マニラのノンゲーミングの総売上高は、前年同期の2,920万米ドルに対し、2019年第2四半期では3,180万米ドルとなりました。
その他の業績要因
2019年第2四半期の純営業外費用合計は1億0,740万米ドルであり、そのうち支払利息は7,590万米ドルで、一部は2,310万米ドルのその他営業外支出により相殺されました。
2019年第2四半期の減価償却費である1億5,980万米ドルのうち、1,420万米ドルはゲーミング施設の営業権の償却費、570万米ドルは土地使用権の償却費に関わるものでした。
本書に記載されているスタジオ・シティの調整後EBITDAは、SCIHLの2019年7月24日付未監査の2019年第2四半期決算発表(以下「スタジオ・シティ四半期決算発表」)に記載されているスタジオ・シティの調整後EBITDAと比較して、2019年第2四半期については1,230万米ドル多くなっています。スタジオ・シティ四半期決算発表に記載されているスタジオ・シティの調整後EBITDAには、本書に記載されているスタジオ・シティの調整後EBITDAには反映されていない、メルコグループ内手数料が反映されています。当該メルコグループ内手数料には、SCIHL及び同社の一部子会社及びメルコの一部子会社との間で請求される手数料及びシェアサービス費用が含まれます。同様に、本書に記載されているスタジオ・シティの調整後EBITDAには、スタジオ・シティ・カジノにおけるVIP事業に関する費用も反映されておりません。
財務状況と設備投資
2019年6月30日時点の現金および銀行預金残高の総額は16億米ドルであり、これには主にスタジオ・シティに関連する当初満期が3ヵ月以上の銀行預金6,020万米ドルと使途制限付の現金4,440万米ドルが含まれます。負債総額は2019年第2四半期末時点の未償却繰延資金調達費用を控除して47億米ドルでした。
2019年第2四半期の設備投資額は1億7370万米ドルで、その大部分は空港への移動設備の増強及びシティ・オブ・ドリームスにおける各種プロジェクトに関わるものです。
配当指針の修正
余剰資本の株主還元に関する当社の責任を再確認するため、当社取締役会は、当社の現在の資金流動性と将来予期される資本ニーズの検討したうえで、四半期配当指針を四半期ごとに1普通株当たり0.0517米ドルの現金配当(普通株3株を表彰する、ADS1株当たり0.1551米ドル)から四半期ごとに1普通株式当たり0.05504米ドルの現金配当(ADS1株当たり0.16512米ドル)へと変更しました。
新しい配当指針は、2019年第2四半期における当社取締役会の配当宣言より適用され、次回の修正又は異なる当社取締役会の決定がなされるまで継続されます。この新しい配当指針に基づく配当の支払いは当社の留保利益並びに将来利益、資産状況、将来のコミットメント及び取締役会が関連すると考えるその他の事情の影響を受けます。
当社取締役会は、株主利益の最大化のため、当社の財務業績及び市場状況を考慮して、当社の配当指針の適宜の見直しを継続します。
配当宣言
2019年7月24日、当社取締役会は2019年第2四半期において、普通株式1株当たり0.05504米ドル(ADS1株当たり0.16512米ドルに相当)の四半期配当(「四半期配当」)の宣言および支払いについて審議のうえ承認しました。四半期配当の受領資格者決定基準日である2019年8月5日の営業終了時点において当社株主名簿に氏名が記載されている株主の皆様に、2019年8月15日頃に四半期配当が支払われます。
電話会議情報
メルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッドは2019年7月24日(水)米国東部時間午前8時30分(香港時間午後8時30分)に、2019年第2四半期決算に関する電話会議を行います。電話会議に参加するには、以下の番号をご利用ください:
US Toll Free 1 866 519 4004
US Toll / International 1 845 675 0437
HK Toll 852 3018 6771
HK Toll Free 800 906 601
Japan Toll 81 3 4503 6012
Japan Toll Free 012 095 9034
Philippines Toll Free 1 800 1612 0166
Passcode MLCO
また、オーディオ・ウェブキャストも http://www.melco-resorts.com にてご利用可能です。
ご利用の際には下記の番号をご利用ください:
US Toll Free 1 855 452 5696
US Toll / International 1 646 254 3697
HK Toll Free 800 963 117
Japan Toll 81 3 4580 6717
Japan Toll Free 012 095 9034
Philippines Toll Free 1 800 1612 0166
Conference ID 6765429
詳細につきましては、以下をご覧ください。
https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M105233/201907249049/_prw_PR1fl_6yK7o5Zc.pdf
https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M105233/201907249049/_prw_PA1fl_L74VPqjB.pdf
【投資に関するお問合せ先】
リチャード・ホアン
インベスター・リレーションズ担当ディレクター
Tel: +852 2598 3619
Email: richardlshuang@melco-resorts.com
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