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RPA等ツールを活用し、会計業務の効率化・業務変革に挑戦。


2019年5月9日



帝京大学



RPA等ツールを活用し、会計業務の効率化・業務変革に挑戦。

~“自分流”の働き方改革を実践します~



官民を挙げて「働き方改革」の必要性が叫ばれる中、帝京大学(東京都板橋区)は、株式会社三菱総合研究所(東京都千代田区)と協働し、RPA(Robotics Process Automation)等を活用することで、会計業務における業務効率化を進めています。





■法人本部にて立ち上げた業務効率化プロジェクトにより、RPAツール等を活用し会計業務時間を

大幅に削減

5つのキャンパス、3つの総合病院、その他15以上の事業拠点がある本学では、3,000人を超える職員がバックオフィスとして学生・教員を支えています。本学では、4月の働き方改革法の施行に備え、全管理部門の業務改善に対する先駆けとして、昨年6月に法人本部会計課にて業務効率化タスクフォースによるワーキングプロジェクトを始動し、現場を熟知している職員と株式会社三菱総合研究所の研究員との連携により、RPA(Robotics Process Automation)・VBA等の活用やマクロ的業務改革に取り組んできました。

その結果、前年度対比で700時間分の会計業務の削減を実現することができました。さらに今後は全体として約20%の業務削減が実現する見込みです。





■大学事務職員新時代。「不可能」から「可能」へ、職員の意識改革に挑む

事業所ごとに業務プロセスが違うことによる非効率、また、教育現場特有の紙文化に準え、現場で根強く残る手書き業務をいかにデジタル化・標準化し、キャンパス間・事業所間の情報基盤整備をしていくかなど、今後の課題は山積みです。業務プロセスやルールの見直し、システム化を行うことは勿論ですが、まずは今まで「不可能」とされてきた手作業の業務についても「自動化できる」という職員の意識改革に踏み込むことが早期課題解決に繋がると考えています。





■日々の現場から得る「実学」をベースに業務改善を行うことで“自分流”の働き方改革を実践。

ワークライフバランスを向上していく

本学には「建学の精神」に基づいた“「実学」 実践を通して論理的な思考を身につける” という教育指針があります。これは日々現場で「実学」に触れる職員にとっても重要な指針です。当プロジェクトメンバーは、自ら効率化の余地を見出し、効率化に至るシナリオを考え、RPA等の各ツールの相性を見極めるスキルを身につけつつあります。各管理部門にこういった人材を配置していくことで、生産性は向上し、急速に業務効率化が進むことは間違いありません。

 将来的には、効率化で生まれた削減時間を、クリエイティブな業務やスキルアップの時間に割り当てることで、生産性や業務の質の向上に繋げることを目指していきます。個々の個性・興味を最大限に活かし行動する「自分流」の業務改善を探ることは本学の教育理念にも通じています。本学は、当プロジェクトを機に、より健全な職場づくりを推進し、ワークライフバランス向上に貢献していきたいと考えています。







【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201905096139-O1-8Hf7N4Pv









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