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「定年後」に関する定量調査


2018年11月15日



一般社団法人 定年後研究所



50代会社員を直撃する「役職定年」がもたらす経済的損失1.5兆円!

・50代会社員が企業に求めるセカンドライフ支援策

  第1位「長期休暇」 第2位「副業公認」 第3位「キャリア研修」

・60代で生活イキイキ度が高いのは、定年準備として「友達づくり」をした人。

 イキイキとした60代の生活には、50代からコミュニケーション力を磨くことが重要?!



一般社団法人 定年後研究所(東京都港区、所長:得丸 英司)は、定年制度のある組織に在籍する50代男性1,000人、女性500人および、50代に当該組織に在籍していた60代500人を対象に、定年前後のリアルな気持ちや実態を明らかにする「定年後」に関する定量調査を実施いたしました。主な調査結果は以下の通りです。



1.50代シンドローム*)

・ 50代ビジネスパーソンのモチベーション低下をもたらす「50代シンドローム」

・「役職定年」経験者の約4割(36.4%)が「モチベーションダウン(やる気の低下)」を実感

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201811130308-O1-6V716KLF

・「50代での出向」経験者が感じた気持ちトップ3は、「モチベーションダウン」、「あきらめ」、「さびしい・孤独」

・「希望のセクションからの異動」は、「役職定年」、「50代での出向」よりも、「モチベーションダウン」を感じる人が多い



2. 50代会社員の「役職定年」がもたらす経済的損失

・ 50代会社員が経験した「役職定年」がもたらす経済的損失は1.5兆円!



3. 60歳以降の生活予想 

・50代会社員男女の60歳以降の「生活イキイキ度」アップ予想は 男性>女性!働く50代女性の約4割が、「生活イキイキ度」はダウンと予想

・イキイキ度が上昇すると予想した理由のキーワードは、「やりたいこと・好きなこと」、「時間の余裕」、「解放」! イキイキ度が低下すると予想した理由のキーワードは、「経済面」、「生きがい」、「健康面」などのいわゆる定年後の不安

・現60代の生活イキイキ度は100点満点の69.4。60歳になる前に、「友達づくり」や「家族との関係づくり」をした人、現在の友達が多い人のほうが、「生活イキイキ度」が高い



4. 50代会社員が60歳以降の生活に向けて企業に望むこと

・60歳以降の生活に向けて、企業に望む支援策は「長期休暇」、「副業公認」、「キャリア研修」などが上位に。新たな「仕事での挑戦」を希望





*)ビジネスパーソンが50代になり、「役職定年」、「50代での出向」、「希望のセクションからの異動」などを経験することによって、「働くことに対するモチベーション」が下がる傾向があることが明らかになりました。定年後研究所ではこの現象を「50代シンドローム」と呼んでいます。



※詳しい調査結果は、下記のページに公開しています。

https://www.teinengo-lab.or.jp/information/4274/









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