電通PR、2018北アジアPRコンサルタンシー・オブ・ザ・イヤーを受賞
電通PRがThe Holmes Reportの
2018北アジアPRコンサルタンシー・オブ・ザ・イヤーを受賞
大和ハウス、P&Gのプロジェクトでダイヤモンド・ゴールド・In2 SABRE獲得
株式会社電通パブリックリレーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:畔柳一典、以下電通PR)は、「2018アジア・パシフィックSABREアワード」の授賞式において「2018北アジア・PRコンサルタンシー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。この賞は、日本、韓国における優れたPR会社に授与される賞です。
主催者であるポール・ホームズ氏は授賞の理由として、株式会社電通(以下電通)も含め、数多くのエントリーが受賞リストにノミネートされたこと、特に、大和ハウス工業株式会社(以下大和ハウス)やプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(以下P&G)のプロジェクトなど、家庭における女性のステレオタイプな役割に立ち向かう取り組みをサポートしたことを挙げています。また、120人の社員が日本PR協会認定PR プランナー資格を取るなど電通PRがプロフェッショナルな人材育成を行っていること、ISOに基づく環境努力・情報管理、『Communicating: A Guide to PR in Japan』の継続的な発行、グローバルブランドや官公庁など、過去12ヵ月間に取引のあったクライアントのポートフォリオも含め評価したとしています。
受賞式では、大和ハウスのキャンペーン「Nameless Chores」(日本名:名もなき家事)が「リサーチ&プランニング」部門でダイヤモンドSABREを、P&Gのキャンペーン「Changing Housework from a JOB to JOY」(日本名:家事分担をJOBからJOYへ)が地理的なカテゴリー「日本」部門でゴールドSABREを受賞しました。
「Changing Housework from a JOB to JOY」は、In2 SABRE(注1)においても、デジタル・ビデオ部門で受賞しています。同キャンペーンは全てのキャンペーンの中の最高賞である「ベスト・イン・ショウ」のファイナリストにノミネートもされました。
2008年に始まった「アジア・パシフィックSABREアワード」は、PR業界の国際的な情報プロバイダーであるThe Holmes Groupが主催する業界賞です。アジア太平洋地域で最多のエントリー数のある業界賞で、2018年は1500件以上のエントリーがありました。今年エントリーされたキャンペーンは当社の情報流通デザイン局長、国田智子を含むアジア太平洋地域の企業、エージェンシーから選ばれた34人の審査員によって審査されました。
注1: SABREアワードと同時開催されるIn2 SABREはデジタルとソーシャルメディア、データ、分析、コンテンツクリエーションにフォーカスしたアワードです。In2はInnovation &Insightの略です。
<受賞概要>
■「北アジア・PRコンサルタンシー・オブ・ザ・イヤー」
受賞者:電通PR
■プロジェクト名:「Nameless Chores」
(日本名:名もなき家事)
クライアント:大和ハウス
エントリー会社:電通、電通PR
受賞部門: リサーチ・プランニング部門(ダイヤモンドSABRE)
ベスト・ミーム・バイラルキャンペーン部門
(In2 SABREサーティフィケイト・オブ・エクセレンス)
■プロジェクト名:「Changing Housework from a JOB to JOY」
(日本名:家事分担をJOBからJOYへ)
クライアント:P&G
エントリー会社:電通、電通PR
受賞部門:日本部門(ゴールドSABRE)
デジタル・ビデオ部門(In2 SABRE 受賞)
説得力のあるコンテンツクリエーション部門
(In2 SABREサーティフィケイト・オブ・エクセレンス)
「ベスト・イン・ショウ」ファイナリスト
<受賞エントリーの内容>
■「Nameless Chores」
(日本名:名もなき家事)
共働き家庭ですら、妻に偏りがちな毎日の家事負担。特に彼女たちを苦しめるのが料理、洗濯、掃除など名前のある家事以外の、細々した「名もなき家事」。家族が気が付かないこの「名もなき家事」の軽減に、「大和ハウスの商品『家』自体でサポートや貢献できないか?」という社員の思いから開発されたのが「家事シェアハウス」です。
「家事シェアハウス」全国発売にあたり、共働き夫婦に家事に関する調査を実施。調査を通じて夫が自認する家事負担「3:7」に対して妻の認識が「1:9」と乖離し、「名もなき家事」に対する夫の認識や実践の低さが原因であることを明らかにした。また「家事をシェアすること」を通じて夫婦のコミュニケーションを訴える動画や有識者とともに開催した家事シェアハウスの見学会など、「名もなき家事」の存在を訴求する施策を実施。多くの報道とバイラル上での共感を獲得しました。また発売初年度1年で「家事シェアハウス」は200件を販売するヒット商品となりました。
■「Changing Housework from a JOB to JOY」
(日本名:家事分担をJOBからJOYへ)
日本の6割超が共働き世帯となった現在も、多くの場合、女性が家事の多くの負担を担っています。台所用洗剤JOYは、『食器洗い(をはじめ家事)を主に行うのは、妻もしくは母親である』という日本社会の固定観念を変えることにチャレンジ。さらに、家事分担を家事の分け合いはもちろんのこと、夫婦の気持ちの分け合いと捉え、多くの女性、そして男性のサポートが何かできないかと考え、気持ちまで分け合う家事分担を応援する「家事分担をJOBからJOYへプロジェクト」を立ち上げ、社会と家庭の両方から意識変容を促すための施策を実施しました。まずは、社会的な意識変容を促すため、夫婦で家事をしている画像を写真提供会社Afloと一緒に無償提供。また、家庭内での態度変容を促すため、家事分担は家事の作業的な分け合いだけではなく、夫婦の気持ちの分け合いまでを含めることが大切であることを伝える動画「ふたりでわけあうもの」を制作。さらに結婚前から家事分担を話し合う機会となることを願い、家事分担の誓い付きオリジナル婚姻届を無償配布。家事分担画像は3600枚以上、婚姻届は4500枚以上ダウンロード、動画は340万回以上再生され、事後の調査では87%の妻・夫が「夫婦で気持ちも分け合う家事分担をしようと思った」と回答しました。
<アジア・パシフィックSABREアワードについて>
2008年に始まった「アジア・パシフィックSABREアワード」は、アジア太平洋地域で最多のエントリー数のあるPRの業界賞です。PR業界の国際的な情報プロバイダーであるThe Holmes Groupが主催するもので、2018年は1500件以上のエントリーがありました。今年エントリーされたキャンペーンは当社の情報流通デザイン局局長、国田智子を含むアジア太平洋地域の企業、エージェンシーから選ばれた34人の審査員によって審査されました。SABRE (Superior Achievement in Branding, Reputation and Engagement)とは「ブランディング、レピュテーション、エンゲージメントにおける優れた業績」を意味します。また、同時開催されるIn2(Insight and Innovation)SABREとは、「インサイトとイノベーション」にフォーカスした賞で、コンテンツクリエーションにおける優れた業績を賞するものです。「アジア・パシフィックSABREアワード」で受賞したキャンペーンは、その後、南北アメリカ、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域で開催される各地域のSABREアワードで受賞したキャンペーンと合わせて再度評価され、「グローバルSABREアワード」の受賞者が選ばれます。
<株式会社電通パブリックリレーションズ>
電通PRは1961年の創立以来、国内外の企業・政府・自治体・団体の戦略パートナーとして、レピュテーションマネジメントをサポートしています。総勢280人の社員が、データ分析、そしてそこから得られたインサイトに基づくコンテンツ開発と最適な情報流通デザインを通して、クライアントの「社会との対話力」強化に取り組んでいます。2009年および2015年には、日本国内で最も優れたPR会社に贈られる「ジャパン・コンサルタンシー・オブ・ザ・イヤー」を、2018年には「北アジア・コンサルタンシー・オブ・ザ・イヤー」をThe Holmes Reportから授与されました。
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