発表、2015年最も輝いた男たち「GQ Men of the Year 2015」
コンデナスト・ジャパン
発表、2015年最も輝いた男たち
「GQ Men of the Year 2015」
五郎丸歩さん、鈴木亮平さん、葉加瀬太郎さん、
又吉直樹さん、松岡修造さん、吉田鋼太郎さん
BABYMETALさん(特別賞)
Globalな視点で物事を考えることができ、Independentで成熟した男の24時間365日の情報源『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン発行)は、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ Men of the Year 2015」を開催、「GQ Men of the Year 2015」には、五郎丸歩さん、鈴木亮平さん、葉加瀬太郎さん、又吉直樹さん、松岡修造さん、吉田鋼太郎さんを選出しました。
「GQ Men of the Year」は生き方、仕事、スタイルにおいて、『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞で、日本では今年で10回目を迎えます。今年は、今後さらなる活躍が期待される注目すべき人を称える「特別賞」も設置し、BABYMETALさんを選出しました。
なお、11月24日(火)発売の『GQ JAPAN』1月号本誌では、「GQ Men of the Year 2015」の受賞者6人、「特別賞」1組3人のインタビュー記事がポートレイトとともに紹介されています。
「GQ Men of the Year 2015」受賞者
受賞理由およびプロフィール
【五郎丸歩さん(ラグビーワールドカップ 日本代表)】
2015年、五郎丸歩さんは世界中が報じたラグビーワールドカップでの「驚異の番狂わせ」劇の主役となった。ラグビー日本代表チームの要の選手であるだけでなく、いまではオーストラリアの強豪ラグビーチーム、レッズへの加入も決めて、活躍の場を世界に広げようとしている。新しいスポーツヒーローの誕生である。
1986年福岡県生まれ。日本のラグビー選手。ヤマハ発動機ジュビロ所属。9月にイングランドで行われたラグビーワールドカップの南アフリカ戦では24得点を挙げ、チームに勝利をもたらした。
●受賞コメント
この賞は、私個人というよりも、ラグビーワールドカップの日本代表、日本ラグビー界の代表として私が受け取ったという認識でここに立っています。2019年には、ここ日本でもワールドカップが開催されますし、是非ともみなさんのお力添えの程宜しくお願い致します。現在も国内でリーグが行われておりますので、そちらにも応援にいらしていただければ嬉しいです。
【鈴木亮平さん(俳優)】
2015年もテレビと映画の両方で、演技派の俳優として強烈な存在感を見せつけた鈴木亮平さん。役づくりのために全生活を捧げ、自己犠牲をもいとわないその姿勢は、ハリウッド俳優にもヒケをとらない。彼の演技の迫真性は、それゆえ比類ない。久しく待望されていた世界基準の性格俳優の誕生を、われわれは大いに称えるものである。
1983年、兵庫県生まれ。東京外国語大学卒業後、俳優を志す。2006年に俳優デビュー。ドラマや映画などでの活動が続けた後、2014年、NHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』で大ブレイク。2015年もドラマ『天皇の料理番』、映画『俺物語』など、話題作への出演・主演が相次いだ。現在放送中のTBSドラマ『結婚式の前日に』にも出演中。
●受賞コメント
とてもとても嬉しいです。アメリカの友人に2015年のGQ Men of the Year を受賞したことを話したら、「絶対にウソだ!写真を送れ」言われました。そのぐらい日本だけでなく、『GQ』は海外でも認められている賞なんだなと思いました。僕自身憧れていた雑誌でしたので、とても嬉しいです。とはいえ、まだ32年しか生きていない中で若造が男も何もまだないと思うので、この賞をいただいたのは、これからイイ男を目指して精進して頑張っていけよ!というメッセージだと思いますので、真のジェントルマンを目指して頑張りたいと思います。
【葉加瀬太郎さん(ヴァイオリニスト)】
デビュー25周年を迎えた葉加瀬太郎さんは、ヴァイオリンの演奏をとおしてクラシックとポップ音楽を融合する新地平を開拓した。セリーヌ・ディオンとのワールドツアーやアリアナ・グランデとの共演などにも示されるように、彼の音楽はもはや世界的である。これまでの四半世紀の成果を新しい四半世紀へのステップボードにしようとする彼の、比類ない功績を称えたい。
1968年大阪府生まれ。1990年クライズラー&カンパニーの中心人物としてデビュー。96年からソロに。2002年、自身のレーベルHATSを設立。07年からロンドン在住。
●受賞コメント
素直に大変嬉しく思います。そして、この名誉ある賞をいただること大変光栄に思います。1990年のデビューから数えて25年、毎年毎年同じことを続けてきたような気がしますが、この賞はこれまで25年間頑張ってこられたそんなことに対するお褒め、ご褒美なんじゃないかと思っています。何より、僕の仕事の仲間たちと皆で分かち合いたいです。来年、再来年とアニバーサリーが続くので、これを糧に頑張っていきたいと思います。
【又吉直樹さん(作家、芸人)】
2015年の日本文学界最大の「事件」は、お笑い芸人の又吉直樹さんが出版した初めての小説単行本『火花』が芥川賞をとっただけでなく、出版不況のさなか
230万部以上を売ったということである。お笑いを続けつつ、すでに受賞後第1作
も準備する又吉さんは、表現者の可能性をひろげるインスピレーションなのである。
1980年大阪府生まれ。綾部祐二とのお笑いコンビ、「ピース」のボケ担当にして第153回芥川龍之介賞作家。散歩と読書と音楽鑑賞が趣味。脚本も書き、俳人でもある。
●受賞コメント
このような場に呼んでいただけるのは、本当に嬉しいです。(このような場に立つのは)おそらく又吉家では僕が初めてですし、又吉家でタキシードを着るのも初めてだと思います。2015年『火花』という作品を発表させていただき、想像以上にいろんな方に読んでいただき、充実した一年になりました。2015年だけが僕の人生であの年だけ特別やったとならないように、このような賞もいただいたので、また頑張っていきたいと思います。来年も自分の作品を作って、舞台や本などいろんな形があると思いますが、続けていきたいです。
【松岡修造さん(テニス選手、スポーツキャスター)】
いまやジャンルを問わず日本ナンバーワンのスポーツキャスターとなった松岡修造さん。活躍の場はそれだけではない。日めくりカレンダー『まいにち、修造!』と『ほめくり、修造!』が爆発的なヒットを記録している。2015年、もっとも日本を励まし、元気にした男、松岡修造さんは、日本人にとってアイコンとなった。
1967年東京都生まれ。10歳で本格的にテニスを始める。95年の全英オープンでベスト8に進出。現在は日本テニス協会の理事、強化副本部長としてジュニアの指導に情熱を注ぎつつ、スポーツキャスターとして活躍。
●受賞コメント
正直この賞を僕がもらったこと自体が、本当に『GQ』です。Great Questionです。現役を退いて16年、テニスをやめてから妻と歩んできた中で受賞したこの賞は、自分の中で一つの宝物になりました。この賞をいただいた答えは僕自身まだ見つかっていないので、その答えをしっかり見つけるためにも、人を応援する力をつければつけるほど「男」に近づいていけると思っているので、これからもより人を応援していくことで男力を付けていきたいと思います。
【吉田鋼太郎さん(俳優)】
押しも押されもしない日本を代表する舞台俳優のひとりである吉田鋼太郎さんは、テレビドラマやコマーシャルに出演したことによって、そのすばらしい演技力を広く一般に知らしめた。舞台の「レジェンド」はこれから、ドラマや映画においてもレジェンドになっていくに違いない。吉田鋼太郎さんの新境地は、日本のエンターテインメント界にとっての祝福である。
1959年、東京都生まれ。アメリカン・ニューシネマの洗礼を受けアル・パチーノに憧れる。高校在学中にシェイクスピアの舞台を観て役者を志す。2016年1月放映開始の『東京センチメンタル』(テレビ東京)で主役を務める。
●受賞コメント
本当にこの賞をいただけて嬉しいです。演技にまつわる賞はいくつかいただいているのですが、それは演技に対しての賞であり、俳優・吉田鋼太郎に対する賞です。この賞は、男として、人間としてあたえられた賞であり、身に余る賞だと思っています。僕は、鈴木編集長の文章のひそかな愛読者で、昔から大変尊敬しており、その方に選んでいただき舞い上がるような気持ちです。これからもこの賞に恥じないような俳優人生と、男としての人生を歩んでいきたいと思います。
【ベビーメタル(アーティスト)】特別賞
レディ・ガガの公演に登場し、世界的に注目を浴びる少女三人組のメタルダンスユニットである。彼女たちはいま、もっとも新しいミュージック・アイコンでもある。「GQ Men of the Year」の機をとらえ、『GQ JAPAN』 は世の男性に、グローバルエイジにふさわしく、国境を軽々と越えて活躍する新星が、それも若い女性ユニットとして登場していることを知ってほしい。
SU-METAL(1997年生まれ)、YUMIMETAL、MOAMETAL(ともに1999年生まれ)からなるメタルダンスユニット。結成以来、あどけないルックスと本格メタルのギャップが人気を呼び、国内外のライブチケットは即日完売の状態。日本もさることながら、海外での人気が特に高い。
●受賞コメント
今回はこのような素敵な賞を受賞出来てとても嬉しいです。有難うございます。“かわいい”と“メタル”を融合させた新しいジャンルを作るべく、ずっと活動を続けています。言葉や人種は、音楽で越えられると学びました。これからも私たちの音楽を楽しいなといろんな方に思ってもらえるように、そしていろんな方に元気を与えられるように頑張っていけたらなと思っています。
※五十音順
「GQ Men of the Year」について
「GQ Men of the Year」は、その年に圧倒的な活躍をした男性を、各国の『GQ』が称えるアワードです。アメリカで1994年に、イギリスで1998年にスタートし、フランス、ドイツ、インド、中国、韓国など、世界14カ国(2015年予定)で開催し、インターナショナルで多数のセレブリティを称え、毎年各地で高い注目を集めています。海外の歴代受賞者には、バラク・オバマ大統領、俳優のトム・クルーズやダニエル・クレイグ、歌手のエルトン・ジョンやファレル・ウィリアムスらが名を連ねます。
日本では、2006年にスタートし、安倍 晋三内閣総理大臣、北野 武らをはじめ、これまでに59組が受賞しました。
「GQ Men of the Year 2015」 スペシャルパートナー ティファニー コメント
「A New York Minute 前例は追わない。新しい時を刻み続ける。」
1853年、チャールズ・ティファニーがティファニー本店の正面にアトラス時計を掲げてから、ニューヨークの時を刻み続けてきたティファニー。多くのエネルギッシュなニューヨーカーが自分の時計の針をこの時刻に合わせ、以来、ティファニーは時代の一歩先を行く人々のための時計づくりを続けてきました。GQ MEN OF THE YEAR─10回目の節目となる2015年、ティファニーは、時を追いかける人のためではなく時をつくり出す人のための新しいコレクションを発表し、そして、チャンスを掴み圧倒的な躍動感をもって活躍するすべての男性を称える、GQ MEN OF THE YEAR 2015に協賛します。
「Seize the Day」─大きく充実した時間は瞬く間に過ぎ去り、次の瞬間にはすべてが変化している。
─チャンスを掴み日々進化している男たちへ。
「GQ Men of the Year」歴代受賞者
※受賞者名・肩書は発表当時
第1回 <2006年>
安倍 晋三(内閣総理大臣)
宇野 康秀(USEN代表取締役社長)
徳岡 邦夫(京都吉兆嵐山本店総料理長)
古田 敦也(東京ヤクルトスワローズ監督兼選手)
リリー・フランキー(イラストレーター兼小説家)
第2回 <2007年>
原 辰徳(読売ジャイアンツ監督)
東国原 英夫(宮崎県知事)
平松 宏之(ひらまつ代表取締役社長)
茂木 健一郎(脳科学者)
柳井 正(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)
ルー大柴(タレント)
第3回 <2008年>
朝原 宣治(北京オリンピック銅メダリスト)
北野 武(映画監督)
世界のナベアツ(お笑い芸人)
NIGO(R)(ファッションプロデューサー)
松本 潤(俳優/歌手)
村上 隆(アーティスト)
第4回 <2009年>
岩隈 久志(プロ野球選手)
櫻井 翔(歌手/俳優/ニュースキャスター)
笑福亭 鶴瓶(落語家)
原田 泳幸(日本マクドナルド 代表取締役会長兼社長兼CEO)
三谷 幸喜(脚本家/演出家)
第5回 <2010年>
秋元 康(作詞家)
香川 照之(俳優)
孫 正義(事業家)
西沢 立衛(建築家)
野口 聡一(宇宙飛行士)
白鵬 翔(大相撲力士 第69代横綱)
本田 圭佑(プロサッカー選手)
向井 理(俳優)
第6回 <2011年>
大野 智(嵐・リーダー)
坂本 龍一(音楽家)
佐々木 則夫(サッカー日本女子代表監督)
田中 良和(グリー株式会社 代表取締役社長)
ダルビッシュ 有(プロ野球選手)
第7回 <2012年>
有吉 弘行(芸人)
織田 裕二(俳優)
北島 康介(ロンドン五輪競泳日本代表・銀メダリスト)
篠山 紀信(写真家)
ヒャダイン / 前山田健一(音楽クリエイター)
前澤友作(株式会社スタートトゥデイ代表取締役)
村田 諒太(ロンドン五輪ボクシング代表・ミドル級金メダリスト)
草間 彌生(美術家/GQ Woman of the Year授賞)
第8回 <2013年>
朝井リョウ(作家)
宮藤官九郎(脚本家)
堺雅人(俳優)
林修(東進ハイスクール 現代文講師)
<GQ Men of the Decade 2013>
Yellow Magic Orchestra(ミュージシャン)
佐藤浩市(俳優)
爆笑問題(お笑い芸人)
三浦知良(サッカー選手)
第9回 <2014年>
ウルフルズ(ミュージシャン)
小栗旬(俳優)
唐沢寿明(俳優)
劇団ひとり(お笑い芸人)
坂上忍(俳優)
鈴木敏夫(映画プロデューサー)
園子温(映画監督)
布袋寅泰(ギタリスト)
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