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緻密な「人生プラン」が金持ち老後を可能にする。



「人生プラン」を綿密に立てていますか?


金持ち老後を満喫する人と、貧乏老後に苛まれる人の違いは、どこから生まれるのでしょうか?



・ 生まれた環境

・ 仕事

・ パートナーの存在

・ 能力



要素は数多ありますが「万事において計画しているかどうか」の違いが大きいといえます。



22歳から75歳までの「人生プラン」を考えてた知人の今。




私が知る限り、資産を築いている人は「人生」について、綿密な計画を立てています



48歳で資産3億円(推定)を築いているS氏は、知り合った28歳のときに、「人生プラン」を、私に見せてくれました。



その時のことは忘れられません。



彼の「人生プラン」は別物







「老後資金には3000万円は欲しい」とか「1億円は貯めたい」というような話はよく耳にしますが、彼の「人生プラン」は別物でした。



大学を卒業した22歳から75歳までの具体的な目標と預貯金や不動産等資産の額が、50年以上に渡り、細かく書いてあったからです。



結婚やマイホームに関する事項や、子供の教育資金、独立起業に関わる費用、病気になったことを想定した保険プランまで計画してました。



私ならば「めんどくさい」とか「後回しでいいや」と思うようなことまで見過ごさず、損をしないようにプランニングをしていたのです。



「よくまあ~こんな細かいことまで考えたわね」尊敬を越して、半分呆れ気味に尋ねると

「自分の人生なのだから当然でしょう」

と涼しい顔でした。



私が28歳の頃には、75歳の自分がどんな生活をしているのかなど考えたことはありません。



お金のことは、もっと年齢を重ねてから考えればいいと、無頓着でした。





「いつ死ぬのか分からないのだから」という悪魔の囁き


「老後の資金はどうしよう」



「10年で1,000万円は貯蓄をしたい」

など頭では考えつつも行動に移さないという人は、年齢を問わず多いのではありませんか?



そして、若いうちから資産運用や投資を始め、着実に資産を形成している人に出会うと、



羨ましさから「いつ死ぬのか分からないのだから」と自分に言い聞かせる。

実は、この囁きこそが

「貧乏老後」を招く要因

なのです。









目標は完了形で書くのがおすすめ


S氏に限らず資産を確実に増やしている人は、

「資産形成は計画を立てなければ始まらない」



「計画を実行すれば未来はその通りになる」

と言います。



さらにお金との縁を深めるために、私が実践しているのが「目標は過去形で書く」ということ。



たとえば60歳で預貯金5,000万円が目標ならば「人生プラン」を書いた紙の60歳の欄に

「預貯金が5,000万円になりました。ありがとうございます」

と書いてあるのです。



若いうちからお金について真剣に考えている人ほど、お金持ちになり豊かな老後を迎える可能性が高くなるのは紛れもない事実です。



「今が良ければ幸せ!」、「いつ死ぬか分からないのだから、欲しいものは我慢しない」なんてお気楽に行動している人と、日頃から真剣にお金について探求している人とは、老後に違いが出て当たり前です。





お金の勉強をしましょう


税金や公共料金、法制度など、世の中には学んだ人が得をするような仕組みが数多あります。



それを知っているかどうかだけでも、長い間には大金に変わります。

「老後資金は1,000万円あれば充分」



「1億円ないと安心できない」

など、価値観は人それぞれでしょうが、「5年後」、「10年後」、「20年後」の自分の姿を明確にイメージしながら「人生プラン」を立てましょう



お金の勉強は早くした者勝ちですが、定年が見えてきたあなたであっても、遅いことはありません。









真剣に「目標」と「決断」に向き合う


目標とするお金や暮らしぶりを真剣に考え、自分の決断で行動を起しましょう。



もちろん「自分さえよければ他は構わない」ではなく、他者と豊かさを共有するという意識も必要です。



金持ち老後を迎えたものの、親しい人はなし、肉親も相手にしてくれないでは、切ないでしょう。懐は豊かでも心は貧しい。潤いのない老後になってしまいますから。



次回は、公共料金を劇的に減らすちょっとした工夫です。実体験に基づき解説します。お楽しみに!(執筆者:臼井 由妃)



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