田舎暮らしに憧れて地方移住する若者が増えてきましたが、今注目を集めているのがシェアハウスです。
家賃が格安なうえに、見ず知らずの土地に移住しても仲間も作れるという理由で人気があります。
そんなシェアハウスのメリットとデメリットをご紹介
メリット1 :家賃が安くて生活費を抑えることができる
地方移住するときに大事なのが、暮らしにかかるお金を抑えることです。
地方は都会と比べて家賃が安いのが特徴ですが、シェアハウスならさらに費用を抑えることができます。
地域によって異なりますが、月1万、2万円程度で住めるところもあります。
メリット2 :仲間ができるので孤立しない
縁もゆかりもない土地に移住したときに感じるのが孤独です。
しかし、ルームシェアなら最初から仲間ができます。
自分と同じようにその土地に魅力を感じて移り住んでいるので、価値観や抱えている悩みが似ていることも。
意見交換ができて、仲間とともに地域に溶け込んでいくことができます。
メリット3 :古民家を改築したシェアハウスなら田舎暮らしを満喫
最近は、空き家となった古民家を改築して作ったシェアハウスが増えてきました。
家の近くに居住者が自給自足で野菜や果物を育てられる畑がついていることが多く、昔ながらの生活を楽しみながら、田舎暮らしを満喫することができます。
都会のルームシェアでは味わうことのできない体験ができますよ。
メリット4 :お試し移住ができる
地方移住者を支援するため、数日間、あるいは数週間お試しで住めるシェアハウスアもあります。
実際に住んでみないと、土地勘が分からず、地域の人たちとなじめるかどうかも分からないので体験型シェアハウスは人気です。
滞在期間中、農業、工業体験などを通してその土地のことを知ることができます。
まずは田舎暮らしを体験してみたいという方は、お試し移住がおすすめです。
ここからは、デメリットをご紹介します
デメリット1 :仕事がないと結局疎外感を感じる
いくら家賃が安いからと言っても、仕事を確保してから居住してください。
のんびり農業ができればいいやと考えて移住すると、意外と疎外感を感じてしまうかもしれません。
地域移住者にはフリーランスや自営業者、サラリーマンなど職種は様々ですが、仕事を確保してから移住してくる人が多いです。
デメリット2 :期間限定であることが多い
地方のシェアハウスには居住期間を限定しているところもあります。
最長で1年、2年などの規定があるのです。
そのため、家賃の安さが魅力のシェアハウスですが、そこに長年住むことは難しく、あくまで定住するための足掛かり的な使い方になります。
期間限定のシェアハウスに居住する場合、その後の暮らしをどうするか考えておきましょう。
デメリット3 :地方のシェアハウスはまだまだ少ない
最近どんどん増えてきているシェアハウスですが、地域によっては数が少ないのが現状です。
興味を持っている地域に好みのシェアハウスがあるかどうか、まずは調べてみましょう。
最後に
以上、田舎暮らしを始めるときのシェアハウスのメリット・デメリットをご紹介しました。
個人的には、地域に溶け込むための最初の入り口として活用するのがおすすめです。ぜひ自分に合ったシェアハウスを見つけてください。(執筆者:垣内 結以)