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先週の市況をダイジェストで振り返る(12月第1週)



2016/11/28   月 




米国市場はブラックフライデーで市場は早じまいとなったが主要な株式指数は上昇。消費関連とテクノロジー株が堅調。来週の会合でOPECが減産調整できるか懸念が広がり、原油価格は下落。



石油関連株は欧米市場で軟化。P&Gがスイスの製薬会社Actelionを買収交渉中であることがわかり、Actelionは大幅な上昇。P&Gも値上がり。



2016/11/29   火




米国市場ではRussell2000は15日連続の上昇となったが、SP500とダウは下落。銀行の下げが大きい。OPECの減産合意が不透明な原油も下落、国債と金は価格上昇。



イタリアでは12月4日の国民投票を前に政情が不安定化し国債下落。国債の保有が多い銀行が値を下げ、Monte dei Paschiは一時取引中止。



2016/11/30   水




米国市場は健康保険会社のユナイテッドヘルスケアが高収益で値を上げ、ヘルスケア関連が好調であったが、原油価格の下落からエネルギー関連が下落し、市場は全体で見ればほぼ横ばい。



欧州ではECBがイタリアの国債の購入を増加させる気配を見せイタリアの銀行株がリバウンド。



2016/12/1   木




OPECが減産で合意し、WTIは9.3%値を上げた。欧米市場でエネルギー関連が上昇。米国ではADPレポートが好調であったが、公益株、テクノロジー株が軟調で市場は低下。



欧州では昨日に引き続き銀行が堅調なイタリア株式がけん引。ロイヤルバンクオブスコットランドはストレステスト不合格で下落。



2016/12/2   金




米国市場では11月の自動車販売が好調で、フォードやGMが5%程度上昇したが、トランプ次期政権の経済政策はインフレを助長すると考えられており、テクノロジー株を売って銀行・産業株を購入する動きがある。



欧州市場では、国民投票が否決されたときにはECBの下支えがあるとみられるイタリアの銀行がけん引してイタリア株式が堅調。ノバルティスやネスレなどの製薬・消費関連が軟化し、市場全体でも低下。



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(執筆者:杉山 明)



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