
LINEヤフー株式会社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、全国10~60代の男女を対象に、普段使っている財布のタイプと中身に関する調査結果を発表しました。

調査によると、財布のタイプは年代によって明確な違いが見られました。30代以上では「長財布」が約5割で最多となり、年代が上がるほどその割合が高くなる傾向にあります。特に40代以上の女性では、6割台と高い支持を集めています。
一方、10~20代では「二つ折り財布」が4割台で1位となり、若年層ではよりコンパクトな財布が好まれていることが分かりました。「三つ折り財布」も若い世代ほど割合が高く、特に10代女性では4割強で1位となっています。

財布の中身については、20代以上のすべての年代で「クレジットカード」が7割を超えて1位でした。しかし10代では「レシート」が約6割で最多となり、世代間で大きな違いが見られました。10代の特徴として、「学生証」「プリクラ」「交通系ICカード」の保有率が他の年代と比べて高くなっています。特に10代女性では「レシート」が6割台半ば、「プリクラ」が4割強と高い割合を示しました。
年代別の特徴としては、20~30代で「免許証」「保険証」、40代で「免許証」「ポイントカード」、50代以上で「ポイントカード」「キャッシュカード」がそれぞれ5~6割超でトップ3に入っています。
男女別では、「ポイントカード」「クーポン券/割引券」「レシート」「商品券」は女性のほうが高い割合でした。特に「ポイントカード」は40代以上の女性で7割台半ばと非常に高くなっています。
この調査結果から、若い世代ではコンパクトな財布が好まれる傾向にあること、また財布の中身は各世代のライフスタイルを反映していることが明らかになりました。