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移動平均線の並び順は下降トレンドの始まりを示唆【今週の日経平均を考える】


先週、日本の株式市場は米国の関税引き上げ懸念で上値が重い展開でした。今週は11日の祝日を挟むため、週明けも難しい相場が予想されます。日経平均株価のチャート分析では、5日、25日、75日の移動平均線が下降トレンドの並びを示し、特に200日線も下向きとなっています。価格がBOXの下限へと接近する中、長く続くレンジ相場のブレイクを意識したいところです。テクニカル指標では、MACDの0ライン割れ、ボリンジャーバンドのはっきりしない動き、一目均衡表の雲の下での推移など、全体に弱さが目立ちます。総合的に見て、下降トレンド継続の可能性が高いため、米国市場の動きに注意しつつ戦略を立てる必要があります。

移動平均線の並び順は下降トレンドの始まりを示唆【今週の日経平均を考える】


先週は、米国トランプ政権による、関税の引き上げの影響を懸念した売りが出て、上値が重い展開となりました。

決算シーズンとあって、個別も明暗を分けたような1週間でした。

今週は11日が祝日で休場のため、週明けの日本のマーケットは難しい相場となりそうです。

チャート分析

チャートを細かく見ていきましょう。

移動平均線の並び順は下降トレンドの始まりを示唆

日足の移動平均線

5日線は、下向きで推移しています。

25日線は、下向きに推移しています。

75日線は、横ばいですが、数字的には下向きで推移しています。

並び順は、25日75日5日で下降トレンドの始まりとなっています。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、下向きで推移し、3万8623円処を推移しています。

トレンドライン

1月31日2月3日の窓を埋められずに週末入りしています。長く続いているBOXの上限から下限へと向かっています。

このBOXは9月から始まり、6か月となります。そろそろ上下どちらかに抜ける意識をしていきたいところです。

1月24日高値から2月6日高値を結んだラインと平行に1月22日安値と2月3日安値を結び、上昇フラッグのような形を形成しています。

一目均衡表

株価は雲の下を推移していて弱さが見え、転換線と基準線がクロスし、弱気を示唆。

遅行線も日々線の下を推移し、全体として「弱い」となっています。

ボリンジャーバンド

収縮しそうになって、また横ばいへと戻りという、はっきりしない動きをしています。

株価はTPラインから-1σ間を推移しています。

スローストキャスト

買われすぎゾーンから売られすぎゾーンへ向かい、売られすぎゾーン付近で横ばいの動きとなっています。

ここからしっかり売られすぎゾーンに入っていくのか、それとも上昇へ向かうのか、しっかり確認していきましょう。

MACD

0ラインを割ってきて、下降トレンドとなっています。

ヒストグラムも弱さを示しており、ここから更に下へ向かいそうな形状で週末入りとなっています。

次回、満月は2月12日、新月は2月28日です。

総合判断

パラボリックは陰転し、移動平均線も下向き、そしてADXは上向きで上昇中となり、テクニカルでは下降トレンドとなっています。

下降トレンドが終わる時にはADXが下向きへと変化してくるので、そのタイミングを見ていきましょう。

引き続き米国主導の流れから、日経平均株価にも影響を受けそうですが、確認すべきポイントをしっかり確認してメドをたて、建玉の操作をしていきましょう。

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