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米中貿易摩擦激化への懸念から買い見送りムードか


本日の東京市場では、米中貿易摩擦の激化懸念から買い控えのムードが広がりそうだ。前日の米国市場では、中国政府がボーイング機の受け取りを拒否し、米エヌビディアに対する輸出許可が今後必要とされるなど、米中関係が緊張している。また、トランプ政権が自動車関税に柔軟な姿勢を見せた後、投資家心理は一時的に改善したものの、明確な方向性を欠く展開となっている。東京市場では、17日に開始される日米関税交渉の行方を見極めたいとの慎重な姿勢が強く、活発な売買は控えられそうだ。今後、株価は戻り基調にも期待され、日経平均は33631円の5日移動平均線を維持して推移している。短期的な動きには注意が必要で、株価の上値と下値のめども分析されている。

*08:25JST 米中貿易摩擦激化への懸念から買い見送りムードか [本日の想定レンジ]
15日の米NYダウは155.83ドル安の40368.96、ナスダック総合指数は8.31pt安の16823.17、シカゴ日経225先物は大阪日中比130円高の34490円。本日は米中貿易摩擦激化への警戒感から買い手控えムードが広がりそうだ。前日はトランプ米政権が自動車などに対する関税に柔軟な姿勢を示したことから投資家心理が上向き、買いが先行して始まったものの、日米関税交渉を前に方向感を欠く展開となった。前日の米国市場は、中国政府は国内航空会社に対し、米ボーイングの航空機を受け取らないよう命じたほか、米エヌビディアに対中輸出許可が今後必要になると米政府から通知を受けたと伝わるなど、米中貿易戦争の激化が懸念され、主要株価指数は下落した。東京市場もこうした関税政策への警戒感から買い手控えムードが強まる可能性がある。ただ、17日からは日米の関税交渉が始まることから交渉の行方を見極めたいとの思惑も強く、積極的に売り買いを手掛ける雰囲気になっておらず、低調な商いが続いており、短期筋による仕掛け的な動きには警戒が必要だろう。日経平均は上向きで推移する5日移動平均線(33631円)を割り込むことなく推移しており、株価も戻り基調継続を期待する向きも多く、強弱感が交錯している状況だろう。上値のめどは、10日の高値(34639円)や心理的な節目の35000円などがあり、下値のめどは、心理的な節目の34000円や33500円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限34700円-下限34000円

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