大発会(2025年1月6日)を迎えた先週は、続落から始まりました。
その後、4万円を超え、BOX上放れかと思われましたが失速し、結局BOX上限で下へ向かってしまっての週末入りとなっています。
トランプ大統領就任を前に、早速相場は振り回されている部分もありますが、日本独自の決算発表を見ても、発表後の下げも目立ってきていて、今後の決算にも注目です。
チャート分析
チャートを細かく見ていきましょう。
日足の移動平均線
5日線は、上昇で始まりましたが水曜日には下降に転じ、株価も5日線の下で週末入りとなっています。
25日線は、上向きで推移し、25日線が下値支持線として機能していましたが、金曜日にはローソク足が25日線に半分重なって弱さを見せています。
75日線は、上向きで推移しています。
並び順は、5日25日75日で上昇トレンドとなっています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、横ばいで推移し、3万8703円処を推移しています。10月に下に潜った75日線が久しぶりに200日線の上へ出てきました。
トレンドライン
BOX上限の3万9900円処に到達し、BOX上放れかと思われましたが、再度BOX下へと向かっています。
1月6日の安値がネックラインとなっていて、その安値を割らなければ上への可能性を残していましたが、金曜日の引けにかけて売られ、1月6日安値を割って週末入りしているため、弱さが目立った格好です。
一目均衡表
株価は雲の上を推移し、三役好転で進行してきましたが、ここへきて遅行線がぎりぎりの推移です。
このまま下向きで日々線の下へ潜ると、上に出られずにずるずる下降する可能性を残しています。
転換線と基準線の位置は強気ですので、週明けに遅行線が上向きへと転換できるのかに注目です。
1月16日と1月23日に雲のねじれがありますので、転換に注意が必要です。
ボリンジャーバンド
長らく横ばいを続けていたバンドがようやく動きを見せ、バンドが収縮してきました。
どちらかに大きく動くのか注目していきましょう。
スローストキャスト
買われすぎゾーンから下へと向かっています。
このまま売られすぎゾーンへと向かうのか、それとも途中でまた上向きへと変化したなら、上への上昇もあります。
MACD
0ラインの上を推移していますが、ヒストグラムが陰転し、MACDとシグナルもクロスしました。
0ラインを割らずに耐えられるかに注目です。
次回、満月は1月14日、新月は1月29日です。
総合判断
パラボリックは上昇の強気を示し、移動平均線も安定上昇となっています。しかし、上値が重い展開が続いています。
なかなか上昇の勢いがつかない為、大きなBOXを明確に上放れすることができずに、年末から年始にかけて難しい相場が続いています。
巳年相場の格言「辰巳天井」
ここが天井になる可能性があるというアノマリーです。
もちろん、海外には関係ない干支の話かもしれませんが、12年周期ということを考えると、全くのはずれということでもないような気もします。
今年もコツコツと利益を積み重ねていきましょう。
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