新たな資産形成としてすっかり根付いた感のある「新NISA」、中でもクレカ積立は、クレカのポイント還元も受けられて1粒で二度おいしいです。
今回は、より効率的なポイ活をしてもらうべくクレカ積立の最新情報を紹介しましょう。
【JCBカード×松井証券】クレカ積立を2025年5月より開始
≪画像元:松井証券≫
2025年5月より、松井証券では投資信託のクレカ積立の提供が開始されます。
積立設定が可能な全銘柄(2024年10月1日時点で1,867銘柄)が対象です。
面倒な入金手続きが不要になるのはもちろん、決済金額に応じたクレカのポイントが還元されてお得になります。
NISA口座を含む全口座での取引がポイント還元の対象です。
「投信残高ポイントサービス」も併用可能
≪画像元:松井証券≫
「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」を併用すれば、業界最高水準の還元です。
利用者も多い「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」では保有金額に対して0.0175%、「GS 日本小型株ファンド」なら1%分の松井証券ポイントが貯まります。
貯まったポイントで投資信託を自動積立できるほか、dポイントやPayPayポイントへも交換できます。
対象カードは「JCBオリジナルシリーズ」
≪画像元:松井証券≫
松井証券におけるクレカ積立の対象カードは、「JCBオリジナルシリーズ」です。
オリジナルシリーズはJCB自体が発行する以下のようなクレカです。
・JCBカードS
・JCBカードW
・JCBカードW plus L
・その他一般カード
・JCBゴールド
・JCBゴールドザ・プレミア(招待制)
・JCBプラチナ
・JCBザ・クラス(招待制)
Oki Dokiポイントが貯まるクレカが対象となり、JAL・JCBカードやANA JCBカードは含まれません。
クレカ積立の上限は月10万円で、一般券種とプレミアム券種で以下のように還元率が異なります。
・月5万円未満のクレカ積立:一般券種は還元なし、プレミアム券種は0.5%還元
・月5万円以上のクレカ積立:一般券種は0.5%還元、プレミアム券種は1%還元
オリジナルシリーズのクレカ積立でポイント還元されるのはうれしいですが、若干しょっぱいですね。
【au PAYカード×auカブコム証券】還元率が1%→0.5%に
≪画像元:auフィナンシャルサービス≫
auカブコム証券でau PAYカードクレカ積立をすると、これまでは1%分(100円につき1ポイント)のPontaポイントが還元されていました。
レギュラーカードでもゴールドカードでも同還元率ということで、年会費無料のレギュラーカードでクレカ積立していた人も多いのではないでしょうか。
2024年12月利用分(2025年1月10日引落分)よりレギュラーカードの還元率が1%→0.5%(200円につき1ポイント)に変更されました。
ゴールドカードの還元率は1%と変更がないことから、ゴールドカードの新規入会・アップグレードを検討している人もいるでしょう。
2025年3月まで、毎月の特典判定時点でゴールドカードの発行・ランクアップの手続き中であることが確認できた場合は、ゴールドカードの利用として判定されますので、安心してゴールドカードにしてください。
ポイント還元時期も変更
クレカ積立によるポイント還元時期も、2024年12月利用分(2025年1月10日引落分)より変更されました。
こちらは、ゴールドカードも変更対象です。
これまでは支払い月の10日~14日頃でしたが、「支払い月の月末頃」に変更されたのです。
還元のタイミングが少し遅くなりましたね。
【au PAYゴールドカード×auカブコム証券】「マネ活プラン+」での還元率が12か月間最大3%
≪画像元:auカブコム証券≫
auから新たな料金プラン「マネ活プラン+」が登場しました。
従来の「マネ活プラン」(新規申込終了)より月額料金が高くなったものの、その分マネ活でのメリットが高まりました。
クレカ積立では、auマネ活プラン+に加入し、NISA口座とau PAYゴールドカードを保有していると、クレカ積立による還元率が12か月間最大3%(13か月目以降は最大2%)になるのです。
無理せず毎月3万円のクレカ積立をしている人でも、月間900ポイント(年間1万800ポイント)還元されてお得です。
【dカードプラチナ×マネックス証券】還元率が最大3.1%
≪画像元:マネックス証券≫
先日誕生した「dカードプラチナ」は、予想を超える申込のため一時的に申込を停止し、再開後もカード到着は大幅に遅れそうです。
そんなdカードプラチナはポイ活にも優れ、特にクレカ積立では最大3.1%還元と非常に魅力的な還元率です。
入会初年度はNISA口座なら無条件に、課税口座でも5万円までの分が3.1%還元されます(5万円~7万円分は2.6%、7万円~10万円分は2.2%)。
2年目以降は月20万円以上のカードショッピングで、3.1%還元となります。
【dカードGOLD・プラチナ×マネックス証券】「ahamoポイ活」も+1%還元の対象に
≪画像元:マネックス証券≫
ドコモの料金プラン「eximoポイ活」には、マネックス証券でのクレカ積立で2.1%還元というメリットがあります。
マネックス証券の口座を開設し、dカードGOLD・dカードプラチナでクレカ積立を利用していると、還元率が+1%されるのです(家族カードやdカードは対象外)。
月額1万615円という高額な月額料金とトレードオフで、eximoポイ活を利用していた人もいるでしょう。
ところが、合計月額7,150円の「ahamoポイ活」も、+1%還元の対象となったのです。
ahamoはギガ数も月30GBに増量され、クレカ積立での優位性もeximoポイ活と肩を並べたということで、多くのギガを利用しない人には有力な選択肢となりました。
【三井住友カード×SBI証券】(来年4/30まで)NISA口座で還元率+0.1%
≪画像元:三井住友カード≫
11月1日~2025年4月30日(12月買付分~2025年5月買付分)の期間中、以下の条件を満たした上で三井住友カードでSBI証券のクレカ積立を行うと、+0.1%還元されます。
・SBI証券でNISA口座を保有(2025年4月30日時点)
・キャンペーンにエントリー
・「三井住友カードつみたて投資」のポイント付与対象
全ての対象カードに対して、還元率が0.1%アップします。
Oliveフレキシブルペイプラチナプリファード、三井住友カードプラチナプリファードなら0.1%プラスで3.1%(年500万円利用の場合)、三井住友カードゴールド(NL)でも1.1%(年100万円利用の場合)です。
特にゴールドは、100万円の修行で年会費が無料になったりボーナスポイントがもらえたりしますので、ぜひ年100万円を突破したいですね。
ゴールド以上のカードを優遇する傾向が顕著に
ここのところのクレカ積立を見てみると、ゴールド以上のカードが優遇されている気がします。
年会費無料のレギュラーカードでは、うま味があまりありません。
三井住友カード(NL)などで100万円修行(クレカ積立はカウントされない)をして年会費無料にし、その恩恵にあずかるというのも手ですね。