ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、ふるさと納税のお礼品として提供されるワインのトレンド情報を発表しました。2024年1月から10月までのデータによると、ワインの登録件数は前年同月比で3.3倍以上に増加し、特にオレンジワインの登録件数は前年同期比で5.6倍以上に増加しています。
全国各地のワインに関連するお礼品は4,000点以上が掲載されており、ふるさと納税を通じて多様なワインを楽しむことができます。2024年の「ワイン」カテゴリ人気お礼品ランキングでは、北海道富良野市のふらのワインとチーズのセットが1位と9位にランクインし、人気を集めました。
また、都道府県別の日本ワイン製成数量ランキングと同様に、山梨県がふるさと納税における人気産地ランキングで1位を獲得しました。2位の北海道、3位の山形県もワイン造りが盛んな地域であり、ふるさと納税においても選ばれる理由となっています。
ふるさと納税では、赤ワインと白ワインが人気を二分しており、シャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなどの定番ワインが多く選ばれています。さらに、オレンジワインやロゼワインの選択肢が増え、寄付者はさまざまな種類のワインを楽しむことができるようになっています。
特に注目されるのは、北海道奥尻町のふるさと納税限定ワインの取り組みです。地元の高校生がラベルデザインを手がけるこのプロジェクトは、地域資源を活かした新しい挑戦として進められており、2025年3月末の完成を予定しています。