「dカードプラチナ」の提供が予告されてから、スペックやサービスなど、さまざまなサイトで予想合戦が繰り広げられました。
そしていよいよ、dカードPLATINUM(プラチナ)の詳細が発表されたので、紹介しましょう。
(11/25より)「dカードプラチナ」の提供を開始
≪画像元:NTTドコモ≫
11月25日9時より、「dカードプラチナ」の申込受付が開始されます。
dカードと同様、通常デザインとポインコデザインがあるほか、ポインコデザインには縦型もあります。プラチナでもポインコのふざけた顔は相変らずですね。
dカードプラチナの概要は、以下の通りです。
・ 年会費:2万9,700円
・ 申込資格:安定した継続収入のある満20歳以上(学生を除く)
・ 国際ブランド:Visa、Mastercard
・ 家族カード:年会費1,100円(1枚目は無料)
・ ETCカード:年会費無料
・ ポイント還元率:1%
・ 旅行傷害保険:海外最高1億円、国内最高5,000万円
・ ショッピング保険:年間500万円まで
プラチナにしては年会費が抑えめで、招待制ではなく申込が可能です。
dカードプラチナの特徴
会員数1,100万件を突破したdカードGOLDですが、よりプレミアムなサービスを求める利用者もいました。
そこで、dカードGOLDにはないプレミアムな特徴を、dカードプラチナに持たせることにしたのです。
【特徴1】ドコモのサービスでよりお得に
dカードプラチナの真骨頂は、ドコモのサービス利用でdカードGOLDよりもお得な点でしょう。
dカードGOLDと比較して、ドコモのサービスで以下のようにお得になります。
・ ドコモ利用料金:プラチナは毎月のショッピング金額に応じて10~20%還元(初年度は20%還元)、GOLDは10%還元
・ ドコモでんきGreen(中部・関西・九州電力エリアの場合):プラチナは毎月のショッピング金額に応じて10~20%還元(初年度は20%還元)、GOLDは1%還元
・ ahamoボーナスパケット:プラチナ・GOLDともに+5GB
ドコモ利用料金で20%還元というのは、ドコモユーザーにとって大きなメリットですね。
ドコモ利用料金・ドコモでんきGreenを最大20%還元にするには
≪画像元:NTTドコモ≫
dカードプラチナでドコモ利用料金・ドコモでんきGreenを20%還元にするには、以下の条件をクリアしなければなりません。
・ 本会員カードである(家族カード会員は2年目以降10%還元)
・ 利用料金をdカードプラチナで支払う
・ 月間ショッピング金額が20万円以上(10万円以上20万円未満は15%、10万円未満は10%還元)
月20万円のショッピング金額をクリアするのが大変かもしれませんね。
【特徴2】街での買い物やネットショッピングでもお得
≪画像元:NTTドコモ≫
dカードプラチナはドコモのサービスだけでお得なのではなく、街での買い物やネットショッピングでもお得になります。
こちらも、dカードGOLDと比較してみましょう。
・ 年間利用額特典:プラチナは最高4万円分の特典、GOLDは最高1万円分の特典
・ eximoポイ活(上限5,000ポイント):プラチナは10%還元、GOLDは5%還元
dカードGOLDの年間利用額特典は2025年配布分より改悪され、どんなにカード利用しても1万円以上の特典がもらえなくなりました。
一方、dカードプラチナを年間300万円以上利用すれば、年会費以上の特典をもらえます。
2024年の配布クーポンは、ふるさとチョイス、花王公式通販サイトなどがありました。
「eximoポイ活」は「auマネ活プラン」を上回る高還元
≪画像元:KDDI≫
ポイ活に特化したプランといえば「auマネ活プラン」を忘れてはいけません。
auマネ活プランは、au PAYゴールドカード利用で+0.5%還元されます。
eximoポイ活の加入者がdカードプラチナを契約していると、カード利用分に対して+10%還元され、auマネ活プランをはるかに凌ぎます。
ただし上限は月5,000ポイントで、決済の利用があった翌月25日に進呈されるポイントの有効期限が93日間と短いです。
【特徴3】クレカ積立で最大3.1%還元
≪画像元:マネックス証券≫
最近、クレカの新たなポイ活として注目されているのが「クレカ積立」です。
dカードは、マネックス証券でのクレカ積立でdポイントが貯まります。
dカード・dカードGOLDはクレカ積立で最大1.1%還元され、他社と比べて悪い還元率ではありません。
dカードプラチナはさらに大盤振る舞いで、最大3.1%還元されます。
贈与扱いされるため、家族カードではクレカ積立ができません。
クレカ積立で最大3.1%還元にするには
≪画像元:マネックス証券≫
dカードプラチナによるクレカ積立で最大3.1%還元にするには、以下の条件をクリアしなければなりません。
・ NISA口座
・ 月間ショッピング金額が20万円以上
・ 5万円までのクレカ積立分(課税口座の場合)
NISA口座であれば、月10万円の積立がまるまる3.1%還元ですが、課税口座は月5万円分までしか3.1%還元されません(5万円超分は還元率が下がる)。
クレカ積立分が月間ショッピング金額にカウントされないのも、ハードルを高くしています。
カードショッピングをガンガンするなら「プラチナプリファード」がおすすめ
≪画像元:SBI証券≫
クレカ積立で高還元といえば、「三井住友カードプラチナプリファード」を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
最大の還元率で比較してみましょう。
クレカ積立だけならdカードプラチナが高還元ですが、プラチナプリファードにはリボ払いで+0.5%、100万円利用でVポイント還元などプラスの特典があります。
加えて、100万円以上カード利用でもらえる特典も、プラチナプリファードがVポイントなのに対して、dカードプラチナはポイントではありません。
【特徴4】プレミアムなサービスも
≪画像元:プライオリティ・パス≫
dカードGOLDで不十分だったプレミアムなサービスも、dカードプラチナでは強化されます。
まずは、世界148の国・地域、600超の都市にある約1,600か所の空港ラウンジを無料で利用できる会員制サービス「プライオリティ・パス」の導入です。
dカードプラチナの本会員は、年間10回まで無料(11回目以降については35米ドル/回)で利用できます(家族カードは対象外)。
同伴者は1回35米ドルで、スタンダード・プラス(年会費329米ドル相当)相当が無料登録可能です。
楽天プレミアムカードは年会費1万1,000円で年5回まで無料(2025年1月より)ですので、月1回程度海外へ行く人にはdカードプラチナの方がおすすめです。
≪画像元:フィールドプランニング≫
また、全国約200店舗のレストランで、2名以上の利用で1名分が無料になる「レストラン優待サービス(ダイニングby招待日和)」も利用できるようになります。
1万円以上のコース料理が、1名分無料になるといったお店が多いです。
【特徴5】補償も充実
≪画像元:NTTドコモ≫
ドコモユーザーが多く利用することを想定したdカードプラチナ、万が一のケータイの補償も充実しています。
dカードプラチナで購入した携帯電話の万が一の紛失・全損を補償する「dカードケータイ補償」が、最大20万円付帯します。
dカードのケータイ補償は現在のところ自己負担がありません。
最大10万円のdカードGOLDのケータイ補償では足が出る高額な携帯電話でもし、dカードプラチナならしっかり補償してくれそうです。
また、ショッピング保険もdカードGOLDの年間300万円までに対して、dカードプラチナは年間500万円までとパワーアップしています。
キャンペーンを実施予定
≪画像元:NTTドコモ≫
dカードプラチナでは、クレカ積立で最大10%還元されるキャンペーンも予定されています。
それ以外にも、dカードプラチナ入会・利用で最大3万ポイント、12・24ダブル世界タイトルマッチチケットプレゼントキャンペーンもあります。
しっかり準備しておきましょう。
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