筆者の楽天ポイントをはじめとする5大ポイントでの2023年の獲得数はおよそ38万ポイントですが、ふるさと納税でもポイ活を意識しています。
ふるさと納税でのポイ活のコツは「複数自治体に少額」だと感じていて、ここ1年は、できるだけ実践しています。
なぜ「複数自治体に少額」なのか
ポイ活主婦は、同じ金額をふるさと納税で寄附する場合でも、1自治体ではなくて複数自治体に寄附するようにしています。
なぜ複数自治体に少額なのかというと、その方がポイントも貯まり、「ポイ活に有利」だからです。
楽天ふるさと納税では…
楽天市場では、定期的に「お買い物マラソン」を行っていて「ショップ買いまわり」があります。
≪画像元:楽天≫
「ショップ買いまわり」のルールは、ポイントアップの期間中に税込1,000円以上のお買い物をすると対象になり、「ショップ数(最大10店舗)」に応じてポイントが上がるものです。
楽天ふるさと納税で、異なる自治体に寄附することでそれぞれ1ショップとカウントしてくれるため、「同じ金額を寄附するのでも、1自治体ではなくて複数自治体に寄附」するのがポイ活には有利です。
ふるなびでは…
≪画像元:ふるなび≫
ふるなびでは、ふるさと納税をした後にレビューをするとコインがもらえるのですが、もし、レビュー数が5件未満なら200コインがもらえます。
・ 対象レビューが1件なら … 200コイン
・ 対象レビューが2件なら … 400コイン
・ 対象レビューが3件なら … 600コイン
レビューが5件以上なら50コインと少なくなりますが、それでも1件で50コイン、2件なら100コイン、3件なら150コインとなるわけなので、寄附額はできるだけ少額の方がポイ活としては効率がよいわけです。
筆者はふるなびでも、レビュー5件未満の返礼品を見つけ、複数自治体に寄附しています。
楽天ふるさと納税での例を紹介
過去に、楽天ふるさと納税で寄附した実例を紹介します。
≪執筆差撮影≫
北海道札幌市の爽健美茶を返礼品として選びました。
7,000円の寄附額で、1,353ポイントが獲得予定ポイントです。
※SPUの関係などで実際にもらえるポイントと合わないこともあります
≪執筆差撮影≫
山形県天童市のこめ油を返礼品として選びました。1万1,000円の寄附額で、1,016ポイントが獲得予定ポイントです。
≪執筆差撮影≫
岐阜県高山市の牛乳も返礼品として選びました。7,000円の寄附額で、1,385ポイントが獲得予定ポイントです。
≪執筆差撮影≫
こちらは石川県輪島市に災害支援で1,000円の寄附。605ポイントが獲得予定ポイントです。
ここから言えることは、
2万6,000円を4つに分けて「4ショップに」する
ふるさと納税で買いまわりをする
…結果、「合計4,359ポイント」が獲得予定
同額を1つの自治体に寄附すると、「1ショップに」なるわけで、ここまでのポイント還元は受けられないはずです。
また、ふるさと納税では、自己負担額は一律2,000円というのはよく知られていて、寄付額から2,000円を差し引いた額が控除対象になるため、そう言われています。1か月の寄附を見ても、自己負担額2,000円よりも多いポイント(2024年10月実績では4,359ポイント)がもらえる予定です。これは2024年10月のみの実績で、9月、8月とコンスタントに寄附している実績をさかのぼって計算すれば、より多くのポイントがもらえていることがわかります。
返礼品で食費や日用品の節約になっていることはもちろんですが、ふるさと納税で「ポイ活」までできているため「やらない方が損」だと言えます。
(2025年10月から)ふるさと納税で“お得すぎる”ポイ活ができなくなる!
ただし、将来的に、こういったポイ活はできなくなります。総務省が2024年6月に、ふるさと納税のルール見直しを発表したからで、2025年10月から「ポイントを付与する仲介サイトの寄附募集を禁止する」ため、ふるさと納税をして、ポイントをもらっていた人はもらえなくなります。
「2025年9月までなら」できる!ふるさと納税での「細かいポイ活」
2025年10月からできなくなることは残念ですが、ポイントサイトの制度変更がない限り、2025年も9月までなら同様な方法でポイ活ができます。
ふるさと納税は、手続きが面倒だという声も聞かれますが、「ワンストップ特例制度」もあるため、そういった方法も検討してみましょう。
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