先日ANAから、2024年10月27日以降搭乗分の国内線特典航空券について、必要マイル数が改定となる旨が発表されました。
ローシーズン(閑散期)で片道最低5,000マイルから利用できたのが、6,000マイルから。
レギュラーシーズン(通常期)は片道最低6,000マイルから使えたところが6,500マイルからとなるなど、お出かけにはより多くのマイルが必要となってしまいます。
そんな中、期間限定、路線限定ではあるものの、通常よりずっと少ないマイルで航空券に交換できる「今週のトクたびマイル」という仕組みがあることをご存知でしょうか。
この記事では、「今週のトクたびマイル」の仕組みの紹介と、実際に利用しての気づきを紹介します。
「今週のトクたびマイル」とは?
ANAマイレージクラブ会員向けのサービス。
「今週のトクたびマイル」では対象期間中、対象路線の中から通常のマイル数より少ないマイルでANA国内線特典航空券を利用することができます。
毎週火曜日に、木曜日~翌水曜日搭乗分の対象路線が発表され、対象の航空券は水曜日~翌火曜日の間にANAマイルから交換することができます。
搭乗前日までの交換が必要で、搭乗当日の交換はできないことにはご注意ください。
予約・交換については、受付期間中(水曜日~翌火曜日)にANAウェブサイトまたは、ANAアプリ、ANAマイレージクラブ アプリにログイン後、特典航空券予約から申し込むことができます。
参照:ANA 今週のトクたびマイル
毎週火曜日はWebサイトをチェック
「今週のトクたびマイル」の対象路線が発表されるのは、毎週火曜日のお昼12時。
比較的近距離の路線は「3,000マイル」。
羽田からだと、大阪(伊丹・関空・京都)のほか、名古屋(中部・小牧)富山、小松、庄内、秋田、八丈島 あたりの中から2路線ほどが対象になることが多いです。
もう少し遠方の路線は「4,500マイル」。羽田から、北海道、九州までを一通りカバーします。
上記は、東京在住の筆者が日頃からチェックしている羽田発の例となりますが、大阪発をはじめ、他の地域からの出発も設定されています。大阪発の場合は九州各地まで3,000マイルで行けるようです。
繁忙期には最低4,500マイルからとなる場合があります。最繁忙期には「今週のトクたびマイル」そのものがお休みとなる週もあります。また、沖縄や離島方面の路線には、さらに多くのマイルを必要とします。
その他、変更や払い戻しが効きにくいことには注意が必要です。
このサービスで発券された航空券は、対象搭乗期間内(1週間) でかつ同一区間のみ変更が可能です。発着空港を変更することはできません。
予約便の変更は、予約便の出発前かつ変更希望便出発日の前日まで可能です。出発日当日の時間変更はできません。また木曜~翌週水曜の、対象搭乗期間外への変更はできません。
払い戻しは未使用の場合に限り可能ですが、払戻手数料が1名につき3,000マイルかかるので、実質キャンセル不可と考えた方がよいでしょう。
実際に使ってみた!
筆者は2024年7月8日、羽田発伊丹行きの便を。
翌日9日に、伊丹発羽田行きの便を利用しました。
個人的に関西方面に用事があった、ちょうどいいタイミングで対象路線になりました。
月~火曜にかけての1泊2日の旅程でしたが、前週の火曜日に対象になっていることを見つけて、すぐ予約をしたところ、希望の時間帯を予約することができました。予約はANAのアプリから行いました。
通常の国内特典航空券の予約画面から検索し、希望の便を選択すると、搭乗者の詳細を入力する画面になりますが、このページの「キャンペーン情報」の欄に「特典予約(キャンペーン適用マイル)で予約する」という記載が出現するので、「はい」にチェックすると、特典適用で予約できます。
航空券はマイルで確保できますが、空港施設利用料をこの続きの画面で決済する必要があります。
空港によっても異なりますが、私の場合は羽田と伊丹の費用を合わせて片道710円かかりました。
あとは通常のANA便の利用と同様、ANAアプリからモバイルチェックイン。搭乗券もアプリ内に保存されるので、空港ではアプリ画面の提示でスムーズに行動できました。
日頃からANAのマイルを貯めている方。こちらの「今週のトクたびマイル」を利用して、せっかくのマイルを有効活用してみてはいかがでしょうか。
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