株式会社HIKKYとアルファクラブ武蔵野株式会社が共同で開発を進めるメタバース霊園「風の霊」が、2024年9月11日（水）よりサービスを開始します。
この新しいサービスは、メタバース空間を利用して、いつでもどこからでも故人を供養できるという画期的なものです。
メタバース霊園「風の霊」は、パソコンやスマートフォンを介してアクセスでき、自身のアバターを使って故人の供養に参列することができます。
霊園内にはマイルームが設けられ、故人の思い出の写真や動画を飾ることが可能です。
また、チャットや音声での会話もできるため、弔問客同士で思い出を語り合うことができます。
このサービスは、核家族化や少子高齢化が進む現代社会において、「葬儀に参列できなかった」「お墓参りに行けない」といった問題を解決するために開発されました。
終活やペットの供養にも利用できるため、多様なニーズに対応しています。
HIKKYの独自開発によるWebメタバース開発サービス「Vket Cloud」を基盤にしており、ブラウザから簡単にアクセスできるのが特徴です。
公式サイトから「マイルームを作る」を選択し、必要事項を入力することで、メタバース霊園「風の霊」にアクセスできます。ご家族やご友人をマイルームに招待することも可能です。
霊園内の風景は季節ごとに変化し、アバターは6種類から選べます。
今後は、霊園内に設置するお墓や、故人の写真を3D化し、AIによる人格形成と合成音声を用いたチャット型生成AIによる故人との会話サービスも開発予定です。
基本的な登録や使用料は無料ですが、一部のサービスは有料で提供される予定です。
アルファクラブ武蔵野は、葬祭事業「さがみ典礼」、冠婚事業「ベルヴィグループ」、互助会事業「あるふぁくらぶ」を柱に、地域社会に貢献してきました。HIKKYは、世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット」の主催や、Webメタバース開発エンジン「Vket Cloud」の開発を手掛ける企業です。
メタバース霊園「風の霊」は、供養の新しい形を提供し、現代のライフスタイルに合わせた新たな選択肢を提供します。これにより、故人を偲ぶ時間と空間がより身近なものとなるでしょう。
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