毎日使うものを見直すと、チリツモ節約につながりやすくなります。洗濯の頻度が多い家庭であれば、洗濯洗剤を見直すのもおすすめです。
今回は、洗濯洗剤の液体と粉末のコスパや汚れ落ちに関する、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
おすすめの洗剤や詰め替え容器も紹介しますので、節約につなげてください。
【液体・粉末】どっちが安い?洗濯洗剤のコスパ比較
花王製品の「ニュービーズ」と「アタック」には、液体タイプと粉末タイプの2種類の洗剤があります。
価格と洗濯1回あたりの金額を比較します。
価格は「My Kao Mall」を参考にしています(2024年8月時点)。
<ニュービーズ>
価格(税込) | 1回あたりの使用量 | 1回あたりの金額※1 | |
粉末本体(800g) | 約440円 | 21g | 約0.55円×21g=約11.5円 |
液体本体(650g) | 約313円 | 25g | 約0.48円×25g=約12.0円 |
※1:1日の1人あたりの洗濯物を約1.5kg(水30L)とした場合
<アタック>
価格(税込) | 1回あたりの使用量 | 1回あたりの金額※1 | |
粉末本体(900g) | 約495円 | 18g | 約0.55円×18g=約9.9円 |
液体本体(750g) ※2 | 約440円 | 30g | 約0.58円×30g=約17.4円 |
※2:アタック抗菌EX
ニュービーズは、粉末のほうがややお得ですがほとんど同じです。一方、アタックは1回あたりの金額に約7.5円の差があります。
同じように他の商品も粉末と液体のコスパを比較しましたが、結果は商品によってさまざまです。
粉末のほうが安いケースが多いものの、中には液体のほうがコスパ◎の商品もありました。
また、店舗によっても価格が異なります。
1回あたりの金額が安い洗濯洗剤を探すなら、1回あたりの使用量と単価を比較して選ぶ必要があります。
参照:花王公式通販 【My Kao Mall】「洗たく用洗剤の商品一覧」
粉末洗剤のメリット・デメリット
粉末洗剤の特徴は、下記の通りです。
【メリット】
洗浄力に優れている
液体に比べてコスパが良い傾向にある
環境にやさしい
【デメリット】
洗剤が溶け残ることがある
湿気を吸いやすい
洗剤が溶け残ると肌荒れの原因になることもあるため、規定の量を守り、洗剤投入口から入れましょう。
投入口がなければ、洗剤と水を入れて溶かしてから洗濯物を入れることで溶け残りを防ぎやすくなります。
湿気で固まった場合は、スプーンの背で砕けば問題なく使えます。
液体洗剤のメリット・デメリット
液体洗剤の特徴は、下記の通りです。
【メリット】
水に溶けやすい
すすぎ1回OKのため節水&時短になる
色柄物にも安心して使える
【デメリット】
粉末に比べて洗浄力が劣る
粉末より価格が高い傾向にある
日常的な汚れは問題なく落ちるものの、粉末に比べると洗浄力に物足りなさを感じる可能性があります。種類も多く選ぶのが難しい点もデメリットです。
価格重視なら「トップバリュ」「業務スーパー」の粉末洗剤がおすすめ!
価格重視で洗濯洗剤を選ぶなら、トップバリュや業務スーパーの商品をチェックしてみましょう。
トップバリュ「衣料用粉末洗剤 袋タイプ」900g(税込207円)
蛍光剤・漂白剤無配合の粉末洗剤です。
水30Lに対して25gを目安に使用します。
1回あたりの金額は約5.75円で、ニュービーズやアタックの2分の1程度です。
省資源化のため、計量スプーンはついていません。
参照:AEON「衣料用粉末洗剤 袋タイプ つめかえ 900g トップバリュベストプライス Green Beans」
業務スーパー「室内干しの臭いもすっきり衣料用洗剤」900g(税込217円)
トップバリュ商品と違って、蛍光剤・漂白剤が配合されています。
水30Lに対して20gを目安に使用します。
1回あたりの金額は約4.8円で、トップバリュ商品よりお得です。
ただし、トップバリュ商品と同様に計量スプーンはついていません。
粉末洗剤に使える100均容器
業務スーパーの商品に限らず、詰め替えタイプのほうが安いケースがほとんどです。
1回目は本体を購入して、次回以降は詰め替えタイプを購入すれば、別途容器や計量スプーンを購入せずに済みます。
見た目が気になる場合やしっかりフタをしたい場合は、100均でお気に入りの容器を探してみましょう。
Can★Do(キャンドゥ)の「LOCK PACKスリムM(1.2L)」が900gの粉末洗剤にぴったりでした。
フタが立って洗剤の取り出しがスムーズです。
詰め替えるときは、使用料の目安を貼り付けておくと洗剤の量を調節しやすくなります。
特徴や1回あたりの金額を比較してお得&便利な洗濯洗剤を選ぼう
洗濯洗剤は種類が多くて悩みがちです。
次々と新しい商品も登場するので、たまには「いつもの」を見直してコスパや利便性を比較してみましょう。
価格の安さ重視であれば、トップバリュと業務スーパーの粉末洗剤をチェックしてみてはいかがでしょうか。