先週は、23日のジャクソンホールでのパウエルFRB議長発言が意識され、様子見ムードが漂い1週間を通して横ばいの動きを見せていました。
パウエルFRB議長の「政策調整する時期が来た」という利下げ予告発言から円高に向かい、今週は為替の動きもにらみつつ、神経質な展開になりそうです。
28日のエヌビディア決算に注目です。
チャート分析
チャートを細かく見ていきましょう。
日足の移動平均線
5日線は、上向きで推移し、株価も5日線をサポートに週末入りしています。
25日線は、下向きで推移し、200日線に触れそうな位置となっています。
75日線は、下向きで推移していましたが、週末には横ばいとなっています。
並び順は、75日5日25日で、下降トレンドの終わりとなっています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、3万7196円処を推移しています。
トレンドライン
意識されていた3万8000円処を超えて上に向かっています。次の上の意識される節目としては、7月31日終値付近の3万9100円~3万9300円処となっています。
下は8月15日16日の窓埋めとなりますが、どうなるでしょうか。
一目均衡表
基準線と転換線の位置が入れ替わり、上昇へと向かいたいところですが、基準線がまだ下向きなので、向きが変化する場面は確認していきましょう。
遅行線はこのままの推移で動くなら、7月24日25日の日々線の間を通過して、一気に上昇トレンド転換となるのですが、うまく日々線の上へ抜けられるかに注目です。
次の雲のねじれは8月30日です。
ボリンジャーバンド
また収縮しつつあります。ここから
バンドが波打ちながら株価は横ばいの動きとするのか
それとも、
下向きの収縮で弱いままとなるのか
気を付けてみていきましょう。
スローストキャスト
買われすぎゾーンへと入り、更に上に向かって上昇を続けながら週末入りしています。
ここからは上に張り付くような強い上昇を見せるのか、それとも売られすぎゾーンへと向かうのか、しっかり確認していきましょう。
MACD
非常に強かったヒストグラムは徐々に弱さが見え、シグナルが間もなく下から0ラインへと差し掛かる場面です。
8月16日からMACDは0ライン近辺を超えましたが、シグナルがどう動くのかに注目で、株価が横ばいの動きから変化していくのかに注目です。
次回9月18日が満月、9月3日が新月です。9月18日は中秋の名月。
1年が経つのも早いものですね。
総合判断
パラボリックは引き続き上を目指していますが、3万4300円処を推移しているので、まだ株価との乖離があります。
ADXはトレンドがないことを示しているため、ここから上下どちらかにトレンドが出るのかどうか、株価の動きを見ながらADXも確認していきましょう。
ドル円が反転位置で、パラボリックが陰転になるのかの境目です。
2番底を作って反転とし、
・円安方向に進むのか
・8月5日を割って、更なる円高に進むのか
今週は為替相場の動きにも十分に注意していきましょう。
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