株式会社RABOは、世界猫の日である8月8日に、猫様のQOLに関する調査として「猫様の食事と食いつき」のレポートを発表しました。
本レポートは、猫様の食事回数や食事状況、食いつきの変化を総合的に分析したものです。
Catlogのデータを用いて、過去1年間にわたる約6800猫様の1日あたりの食事回数を年齢別に分析しました。
その結果、どの年齢の猫様でも、10月から5月と比べて7月から9月に食事回数が少なくなる傾向が見られました。
猫様の食事回数は夏に減少する季節性があることが示されました。
2024年6月下旬から7月上旬にかけて、Catlog利用者の飼い主さんを対象にアンケートを実施し、約2500猫様のデータを収集しました。
その結果、約1/4の猫様で「食いつきが悪かった時期がある」との回答が得られました。
特に、6月以降に食いつきが悪くなる猫様が多いことが分かりました。
食いつきが悪くなる主な要因
「健康上の変化」
「ストレス」
特に泌尿器疾患や消化器疾患が関連していることが多いと判明しました。
食いつきが悪くなった際の具体的な症状
「食事を残す」
「食べ始めるまで時間がかかる」
「少しずつ何度も食べる」
食いつきが良くなる理由は、
「フードの変更」
「健康上の改善」
で、これに伴い「食事を残さない」「食事スピードが早い」といった変化が見られました。
今回の調査結果から、夏場に猫様の食欲が減退しやすいことが明らかになりました。
Catlogを用いて食事回数や活動量をモニタリングすることで、夏バテや健康状態の変化を早期に察知することが可能です。
飼い主さんは、猫様の食事状況を注意深く観察し、必要に応じて適切な対応を行うことが重要です。